ストレスフリーの資産運用 by 林敬一(債券投資の専門家)

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別荘を買われたPuffinさんへ

2013年06月04日 | ニュース・コメント
>御報告ですが、やっぱり買っちゃいました、不動産。
除雪や水抜きなどのメインテナンスもやってくれる管理別荘地で冬季も含めた通年利用が可能な旧軽井沢エリアで、旧軽銀座まで徒歩圏内の生活し易い場所に位置 する、敷地面積1200平米超えの築浅戸建物件、そうは出ない、と判断し、これは神様が私に「買え!」と言っている、と思い、購入に踏み切りました。


報告、ありがとうございます。

やりましたね、オメデトウございます!

不動産は大きな買い物です。気に入るか否かが最も大切なことですね。旧軽エリアでしたら日本の別荘地でも超一流。Puffinさんのように十分に余裕があれば、ご自分の今後の人生をより充実させ、新たなライフスタイルを作るには、とてもよい買い物だと思います。羨ましい限りです!
軽井沢には独特のコミュニティーがいろいろありますが、早目によいコミュニティに参加することで、別荘ライフはとても充実したものになると思います。☆のやではそればかりは達成できませんね。今後がたのしみですね。


>敷地面積1200平米超えの築浅戸建物件、そうは出ない


そのとおりだと思います。車で10分も離れればいくらでもあるでしょうが、徒歩圏内での築浅はなかなかないと思います。リセール・ヴァリューは抜群ですね。

>頭金と諸費用を除いた購入代金の9割を、「フラット35S」で借りて、その分の手持ち現金を外債(米国債ゼロクーポン)分散購入に当てる事にしたのです

私が著書でお薦めしていることを、本当に実践されるのですね。親類でも30代の男性が同じ様にローンを返済せずに米国債に投資していますが、それ以外の方では初めて伺う実践例です。

>今回の日本株一掃セール(不動産購入した5月20日までに処分し切りました)

タイミング、抜群ですね。もともと株式への投資時点が底値ですから、上昇過程で惜しげなく売ることができるのだと思います。バフェットじいさん同様、投資の王道を歩んでいますね。今後の外貨建て資産への投資方針も、大賛成です。いくらバークシャー株でも高いときには控えめに、暴落したらまとめ買い、それができれば怖いものなし。

>日本財政再建が成功して、円高・国債高の低金利の時代が訪れれば、豊かで落ち着いた暮らしが待っているわけで、同じ日本国民としてそれは望ましい事だと思っています。その時は、目減りした外貨建て資産の補填に、ローンは繰り上げ返済

こうしたシナリオを持っておくことがとても大事ですね。今お持ちの外貨建て資産であれば、日本の財政再建が成功するかもしれない遥か遠い時点までに、十分にリターンをもたらしてくれるでしょう。円高にも耐えられると思いますよ。


ただしPuffinさんの次の部分だけ、若干疑問に感じています。

>不動産の1つにリバースモーゲージをかける作戦を考えています。1つは、家族の老後の生活用に残します。

私はリバースモーゲージに詳しいわけではありませんので、間違っているかもしれませんが、日本のリバースモーゲージは、どうも気に入りません。理由は

・自宅として使用中の戸建て住宅に限られている(マンション、別荘は対象外)
・住宅の価値は土地だけで建物はゼロ評価
・土地も時価の7割程度しか評価しない
・預金でなく借金のため大きなリスクではないが、相手銀行のリスクを取ることになる


日本のリバースモーゲージは要するに、「死んだら誰もいなくなり土地だけ確実に残るので競売が容易」という物件を対象にしているのでしょう。ですので、リバースモーゲージが私の理解どおりでしたら、むしろ2軒のうちどちらかを売却するシナリオを考慮されるほうがよいかもしれません。

もっともそれはだいぶ先のこととすれば、今から決めてかかる必要はないかもしれませんね。

以上、林のコメントでした。

今後もテーマに関わらず、コメント大歓迎です。




コメント (1)
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