岩手の頑固親父

恵まれた自然、環境に暮す 老農のつぶやき、ぼやき

新しい言葉、無くなる言葉

2020-12-02 17:24:19 | いなか暮し

  おい、こら❕ 毎朝、家の周辺で遊ぶ、雀ども。
  畏れおおくも、お正月のしめ縄にしようと、籾の付いた藁を軒下に干して置いたら、網の隙間から入り込み、籾を食べつくしてた挙句、周囲を糞だらけにしてしまった。許さん!
いつも冬場の餌のない時期にエサ台を作って餌をやり続けたが今年の冬はお預け。

 流行語大賞は「三密」とか。
 今年も新しい言葉、難解な言葉がいっぱい出てきた。
 ロックダウン、 ハンディミック、 東京アラート、 ソーシャルディスタンス、
 スティホーム、 クラスター、 ビデオカンファレンス、 
 更に Gotoトラベル、 マスク会食、そしてウイズコロナ・・・等々。
   意味が、わかったような顔で使ってはいるが、年寄りには難解。

 新しい言葉が次々に生まれる一方で、地方には数えきれない懐かしい言葉が多いが、急速に消えていく、ふるさと言葉のほんの一例。
     むじぇ     可哀そう
     ぬげぇ     暖かい
     つだす     あげる
     とつっぱり   人見知り
     どぶずけ    大雑把な
     にゃまこく   生意気
     やぐだり    わざわざ
     ぬだばる    伏せる
     ふだずげる   いじめる
     あだぶ     乱暴
     やささえぐ   矢沢に行く
     ねごまる    通訳不能、車の脱輪をさすが、それとニュアンスが違う。
     おどっちゃ・おがっちゃ 父さん、母さん ”おしん”年代まで使ったが
             戦後20年代で消滅済み。
 主に花巻地方の言葉だが地区ごとにも違う、花巻東部では(年寄りには)通用する。
 若い人たちは使わないから急速に消滅していく定めだろう。

 新聞の「今年の十大ニュース」募集がされているが、今年のトップは誰が予想しても一緒だろう。来年の十大ニューストップは コロナ終息、盛大なオリンピックが・・・」と、願わずにはいられない。   

コメント
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