岩手の頑固親父

恵まれた自然、環境に暮す 老農のつぶやき、ぼやき

感謝、「大人の休日倶楽部」

2020-07-26 15:27:12 | いなか暮し

 餌の少ない冬は小鳥の餌台、餌の豊富な夏場は餌台はお休み
  昨夜は餌台を利用してセミが脱皮したらしい、今日も雨。
 今年7月は、ほとんど日が差さない。
 JR東日本、大人の休日倶楽部、大分長い事利用させてもらった。
 年に何回か割引切符が発売されるたびに、どこへ行くにも切符一枚の手軽さで、東日本管内はもとより、時には管外にもはみ出しながら、管内の有名どころはほとんど楽しませていただいて朱印帳も、もう5冊。

 10数年も前の早春、割引切符発行に合わせて、長野方面を妻と尋ねた。
 善光寺の宿坊に泊まり、ゆっくり参拝を済ませ、念願の谷川岳へ
 ロープ゚ウエイから、真っ青な空を眩しく感じながら、貸し長靴を履いての天神平散策は素晴らしかった。
 その夜、いつかポスターで見た「君は今、水上あたり、水晶風呂・・・」のキャッチフレーズに誘われ、水上温泉に泊まった。
 宿で、「5年後のあなたに、お手紙はいかがですか」と、カプセルレターをすすめられた。
 お母さん(倅の嫁さん)のお腹には赤ちゃんがいる、4才のお姉ちゃんに弟が欲しい、お母さんは男か、女か笑って聞かせてくれない、5年後は・・・妻と相談しながら書き、封をして宿に5年後の発送を託した。

 5年後、見慣れた、へたくそな字で、懐かしい手紙が届いた。
 手紙を読む傍らには、チャンバラ好きが、こうじて、神楽を習う、5才の男の孫が走り回っている。
 その子もまもなく中学生、その間にも割引切符利用で、各地を観光させてもらったが、いつも一緒だった妻も大分、傷んできて、昨今は一人で旅行をすることが多くなった。
 長年、利用させてもらった「大人の休日倶楽部」に、感謝しつつ、この辺で会員を返上させてもらおうと思っている。
 もっとも旅行を辞めるわけではない、年取って遠くに行けなくなったらと、かねて計画している近在の観光地も盛沢山。

コメント
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