岩手の頑固親父

恵まれた自然、環境に暮す 老農のつぶやき、ぼやき

うれしい「お墓まいり」

2017-08-14 16:03:38 | 日々の暮らし

  夏休み、岩手の山に登ると名古屋から来た孫、あいにくの雨続きで断念。
             それではどこが? やっぱり「まるかん」の10段ソフトを所望。

 8月13日は家族そろっての、お墓まいりは我が一族(親類)の昔からの決め事。
 菩提寺が隣町のため、一族(親類)のみが、大正年代に本家の山に造成した墓地である。
 戸数にして12戸分のお墓は、一族でもあり、自分の家のお墓だけでなく全戸のお墓をまいる習慣があり、今年も定刻の夕方5時には集り、遠方に住む2戸を除いた10戸、約60人ほどが集まった。

 それにしても今年は人出が多い、見かけない顔も。
 お墓まいりが一巡した頃、長老格が
 「この機会に親類の方々にお知らせしたいことがあれば・・・・・」

  手を挙げた一人
   「長女が結婚することになりました。お相手は〇〇にお住いの〇〇さんです」と二人を紹介、
   本人のあいさつの後、集まったみんなから祝福の拍手、
   「実はもう一つ・・・・・・・」
   「息子が嫁さん貰って、つい昨日入籍を済ませました」、拍手
 「他には・・・・」
   「息子が結婚して、春には入籍しました」
   「加えて嫁さんのお腹には赤ちゃんが・・・」またまた大きな拍手。
 
続いて
   「家でも嫁さん貰って家を新築中です」

   「娘が結婚しました」
   「去年秋、結婚して田舎に住むことになりました。子供は4ヶ月になりました」
 うれしい話題が続き、そのたびに大きな拍手、どうりで人出が多かったんだ。

 本日の出席10戸で、うれしい報告が、結婚6件 赤ちゃん誕生の話題が2件。
 親類の、いや日本の将来は明るい。
 うれしい、うれしい、今年のお盆のお墓まいりでした。

  泉下のご先祖さま方もにこにこ。

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霖雨(りんう」

2017-08-14 14:46:43 | いなか暮し

 7月の異常な暑さの後、暑い日が少ないと言うより雨が多く、気温が低い日が続いている。
 8月2日の岩手県の梅雨明け宣言いらい、皮肉にも本格的な梅雨模様が続く。
 平年、8月初めに出穂、開花、そして穂揃いする田んぼの稲は、今年は時折こぼれる日差しを利用して、少しずつ出穂が進んではいるが、お盆に入ったのに、穂が出揃うにはまだ時間がかかりそうである。
  曇天、低温・・・・

 8月9日は特に寒く、花巻では最高気温が23℃
  奥羽山脈に雪が・・・・・・・

 違った、夕暮れに、山にかかった雲でした。 
 8月12日から続く、岩手県の低温注意報は8月14日現在も続く。

 霖雨 とは多くの人たちに恵みを与えるという意味もあるらしいが、何日も降り続く雨を指すというから、まさに今夏の天候。
 「霖雨が続き、その年は飢饉に見舞われた」 
 「その夏は、霖雨で秋は不作だった」 等々の言葉を本で見かけることが多い。
 品種改良、技術が進歩した今では 霖雨-不作-飢饉はあり得ないことではある。

 平成の大冷害と言われた平成5年、古い日記をめくったら、お盆には長袖のシャツ、夜は布団、稲の出穂が始まったのは8月20日頃からとあるから今年の霖雨の比ではなかったようだ。
 稔りの悪いお米は不味い、平成5年のお米がそうだった。
 ご飯が何より大好きな孫のためにも、1日も早い天候の回復が待ち遠しい。
 

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