岩手の頑固親父

恵まれた自然、環境に暮す 老農のつぶやき、ぼやき

祖父母授業参観日

2016-10-03 17:07:02 | いなか暮し

 今年の秋は例年になく雨模様の日が多く稲刈り作業も遅れがち。
 それでもいったん、晴れさえすればコンバインであっという間の収穫作業
  運転台からは黄金色の稲穂、10数年前のコンバインだがよく働いてくれる。
 今のコンバインはすごいらしい。ほこりになることなく音楽を聴きながらスイッチ一つで手放しで進む。
 もっとも値段もすごいらしい。

 小学校の祖父母授業参観は2年と6年の掛持ち参観に出かけた。
 2年坊主も6年お姉ちゃんも、良くやってる・・・・

 昭和20年代の小学校、祖父母はおろか父母の授業参観の記憶がない。
 学校に出かけるのは決まって運動会、100人足らずの小さな学校はプログラムにいくら知恵を絞っても午前中には終わってしまう。
 お昼を済ませた後はPTAであろうが、なかろうが地域の人たちが多勢押しかけての集落対抗運動会に変身。
 夕方、集落に戻って子供お大人も年寄りもいっぱい集まって賑やかな反省会。
 運動会と父兄が良く学校に行ったのは学芸会。
 父兄が学校に行くのはこの二回しか思い当たらない。
 電話もない時代、お便り帳の記憶もない・・・いったい学校と父兄の連絡、どのようにしたんだろう。
 おそらくは一種の放任、「先生様にお任せしていれば大丈夫」 農作業に忙しい親たちはそう思っていたのだろう。

 新しい校舎ではないが明るい日差しの教室、整った設備、優しい先生に見守られて今の子供たちが羨ましい。

コメント
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