草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

手段選ばぬスターリニスト菅の小沢派粛清

2010年08月29日 | 政局
 サヨクの陰険さを物語るときに、よく口にされる「スターリニスト」という言葉があるが、民主党代表選で菅直人首相を支持する勢力も、その部類に属するようだ。小沢一郎前幹事長が党の代表であった時代に、特定の議員に金を配っていたというのを問題にし、それを攻撃材料にしようとしているからだ。政治と金の問題でのネガティブキャンペーンに利用するつもりだろう。それまで持ち出されれば、今度は小沢支持勢力だって黙ってはいないだろう。事実、仙谷由人官房長官をめぐっては、政治資金を息子に回していたという疑惑が持ち上がっているわけだから。もはや泥仕合というよりも、内ゲバそのものではなかろうか。しかし、菅支持派の方がえげつな過ぎはしないか。昨日まで同志であった者を、わずか二、三日で泥棒扱いにするというのは、自民党などの保守政党には考えられないことだ。トロッキーとスターリンの理論的な相違は、永続革命か、一国社会主義ということだが、1956年にスターリニン批判が起きたのは、平気で反対派を抹殺したからであり、そのために手段を選ばなかったからだ。それと同じことを菅支持派がするというのは、根っからのサヨクだからだろう。そもそも人間が悪いのである。それでは暴力沙汰の一歩手前ではなかろうか。サヨクの民主党政権が誕生して一番危惧されたのは、スターリニストが跳梁跋扈することであったが、やっぱりその危険性は的中した。民主党政権を放置しておけないというのは、そうした危険性があるからなのである。


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