草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

ひまそら候補が出馬したのは日本を救うためだ

2024年06月22日 | ひまそらあかね
 僕がひまそら候補の主張を代弁するというのは、あまりにもおこがましいことです。しかし、日本は今重大な危機に直面しており、その現実を知ってもらうために、あえて立候補を決意した、ということだと思います。
 そして、ひまそら候補にとって、本当の敵は小池候補や蓮舫候補ではないのです。三番手に付けているといわれる石丸候補なのです。「政治屋を排除する」とか言いながら、特定企業が付いているばかりか、もしかすると、海外の勢力からバックアップを受けている可能性すらあるからです。
 その企業が公明党に近いとかいわれていますが、それが本当であるのならば、全てが結びつきます。あくまでも僕の考え過ぎかもしれませんが、外国勢力による選挙干渉の危険性も取り沙汰されており、その点も注意をする必要があります。
 ひまそら候補が小池候補を批判するのは、都知事の就任時と違って、確固たるべき信念が揺らいだことを問題にしたのです。「公金チューチュー」の左翼やリベラルを無視できなくなってしまった。だから駄目だというのです。
 ひまそら候補の分析は説得力があります。東アジアで現状変更を目指す国が、日本に何もしかけて来ないわけはありません。戦わずして日本を武装解除させるのが彼らの戦略です。
 石丸候補の後ろには自民党のリベラルから左翼まで、幅広い支持基盤ができあがっており、自称保守派までも取り込むような勢いです。私たち保守派は「公金チューチュー」の一点突破で、リベラルと左翼の連合軍を駆逐しなければなりません。
 その本隊は共産党に支持された蓮舫候補ではなく、石丸候補だという見立てをするならば、都知事選挙の勝敗も大事ですが、ネット空間でも、私たち保守派と見解が一致するひまそら候補を応援しない手はありません。田母神候補を支持する人はそれはそれでいいですが、若いネットの力を結集して、日本を守り抜くのはひまそら候補しかありません。ひまそら候補は改革とかよりも、現状を守りつつ自由な言論空間を守りたいだけです。それは三島由紀夫が訴えたことでもあるのを、今こそ私たちは思い出さなくてはなりません。
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峯村健司氏が想定する台湾有事のシナリオ

2024年06月22日 | 台湾有事
 台湾有事はどのように想定されるのだろうか。峯村健司氏の『台湾有事と日本の危機』はその点に触れており、大いに参考になる。
 それによると、上陸作戦は10月とみている。その5カ月前の5月25日、習近平は「台湾独立分子に対し、断固とした軍事的措置をとる」と宣言する。その当日に中国軍は空母を主力とした艦隊を台湾東岸に展開し、実弾射撃訓練を実施する、その翌日にが爆撃機が台湾側空域に入る。
 中国軍の創立記念日の8月1日を目前にした7月30日、台湾海峡と東シナ海一帯で大演習。空母キラーの「東風21D」2発を台湾東岸に試射する。その矛先は日米両国にも向き、そのミサイルの何発かは、グアム沖ばかりではなく、房総半島沖の日本の接続海域にも着弾する。
 そのタイミングで中国軍は「台湾の独立を支援する勢力およびその同盟国には懲罰を加える」との声明を出す。さらに、日米を牽制するために「核兵器使用宣言」を発する。この段階で日本の世論が大騒ぎになるだろう。
 そして、米軍の空母がグアムやハワイに撤退する事態となり、中国軍の台湾侵攻が10月1日未明からか開始される。中国軍の優位を確保してからの侵攻作戦である。台湾本島への上陸は10月3日で、数十万の中国軍が参加する。これに対して台湾軍も165万人もの予備役を動員するが、中国軍の特殊部隊、中国軍に内通する台湾軍の一部が陸軍中将の指揮で反乱を起こし、台湾の主要閣僚を拘束する。この後、この陸軍中将をトップとする臨時政府が樹立するといったシナリオである。
 そうした事態になることを想定して日米は、様々な訓練を行ってはいるが、どこまで台湾を守り切れるかは心もとない。日米を動けないようにする軍事訓練は、現段階でも日常化しつつある。自衛隊へのトマホークや12式地対艦誘導弾の配備が完了する以前に、中国が手を出してくるような気がしてならない。峯村氏が書いているように、危機は刻々と迫っているのだ。
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