草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

マキャヴェリからみれば小泉氏は最悪の政治指導者だ!

2024年09月07日 | 自民党
 小泉進次郎氏は昨日、自民党総裁選への出馬会見を行ったが、それを見ただけでも総理総裁になる資格がないことが判明した。
 あまりにもその発言がいい加減であった。「バックに優秀な広告屋が付いている」とか、「くだらない質問への切り返しが見事だった」とか褒めちぎる人たちがいるが、小泉氏にヨイショしているのは、何らかの思惑があるのだろう。
 小泉氏は、憲法改正についても、選択的夫婦別姓についても、高井康行元東京高検刑事部検事が述べているように「最終的には国民の判断」を重視して、それに従うというのである。まさしく中身が空っぽではないだろうか。人任せなのである。
 マキャヴェリは「なにごとをやるばあいにせよ、とくに必要に迫られてどうしてもそうせざるをえないようなときでも、万事にぬかりない人物なら、自分から進んでそれをやっているような印象をいつも人々に植え付けるものである」(『政略論』永井三明訳)と書いている。
 政治指導者が民衆から支持されるためには、どんなことであっても、自分の意志で行っているというようなふりをしなければならない。国民を持ち出すとか、「チームでやります」と口にする小泉氏は、その一言で政治家失格なのである。
 いくら目先は騙せても、小泉氏が総理総裁に相応しくないのは明白である。それでも小泉氏を選べば、自民党の終わりの始まりなのである。それを阻止するには、今は高市早苗さんしかいないのであり、自民党の国会議員が気付くかどうかである。

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