草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

12式地対艦誘導弾改良型の展開を急ぐべきだ

2023年05月07日 | 自衛隊
 この2週間近くで、我が国はとんでもないことになっていたのを、迂闊にも知らなかった。トマホークを配備できないようでは、もはや今の自衛隊では有事には対応できない。
 このままでは、台湾どころか、日本の防衛もおぼつかなくなる。あれだけ政府がトマホークと言っておきながら、それができないのであれば、反撃能力はほぼゼロになってしまう。自衛隊の戦闘機が特攻攻撃を敢行するしかなくなるのである。
 これでは先島諸島に展開する自衛隊も大変なことになる。三菱の12式地対艦誘導弾の改良型の開発は、すぐにはできず、つなぎとしてトマホークを頼りにしていたのに、あまりにも理不尽である。これでは日本が見捨てられたのと同じである。
 そういえば今年の1月に、アメリカ自体が日本への中距離ミサイル配備を見送った時点で、疑ってかかるべきだった。今後日本は戦略の見直しを迫られることになるが、手の打ちようがなくなつてきている。
 中国から射程の長い中距離ミサイルを撃ち込まれれば、もはや手の施しようがないからだ。中距離の弾道ミサイル1900発、中距離巡航ミサイル300発が日本に向けられているのである。
 バイデンが裏切ったのか、岸田首相が騙したのか分からないが、こうなれば12式地対艦誘導弾の改良型しかない。明日にでも展開できるように全力を上げるべきだ。もはや一刻の猶予もないわけですから。
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