中共が香港の民主派活動家を相次いで逮捕している。「国家安全維持法」容疑であり、周庭氏も例外ではなかった。中共の一国二制度というのは詭弁であったことが明らかになった。今日の香港、明日の台湾、そして、明後日の日本なのである。共産主義を名乗りながら、その実はファシスト国家と大差ないのが中共なのである。その現実を私たちは直視しなくてはならない▼国家を否定するはずの共産主義において、「国家安全維持法」という法律が成立すること自体が異常である。それでもなお中共を弁護する者たちは、ファシストと同類なのである。シモーヌ・ウェーユは、スターリン主義国家のソ連を「他のいかなる国家にもまして抑圧的な、資本家的でも労働者的でもない国家が支配している」(『抑圧と自由』石川湧訳)と批判した。それはまさしく中共にもあてはまる。第二の毛沢東を目指す習近平は、民衆を鉄鎖に縛り付け、秘密警察によって反対派を一掃し、収容所にぶちこむことで、自らの権力を保持しようとしている▼ウイグルやチベットばかりではなく、同じ漢民族に対しても弾圧の手を緩めることはないのである。民衆の味方として登場した者たちが、もっとも民衆を軽蔑し、平気で虫けら扱いにするのである。香港の民主派を応援するために、今こそ私たちは声を上げなくてはならない。他人事ではなく、日本の未来をも暗示しているからである。
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