草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

PCR検査対象を限定する沖縄の玉城知事の決定は当然のことだ!

2020年08月08日 | 感染症

沖縄県がPCR検査の対象を限定することを決めた。陽性者となっても症状がまったくない人もおり、それよりは重症者対策に医療資源を集中させるのである。玉城知事が昨日の記者会見で語ったもので、命を救うことを優先させるためには、当然の処置である▼マスコミは連日のようにキャンペーンを繰り広げ、PCR検査を大々的に行うべきだと騒ぎ立てていたが、それが沖縄県では裏目に出た。これまでに日本人の多くが感染しているとみられ、その大部分は発症せずに、普通の暮らしをしているともいわれる。さらに、新型コロナウイルスの特徴が分かってきており、若い人たちの死亡ということはまず考えられず、高齢者や基礎疾患のある人をどう守るかなのである▼PCR検査にこだわっている特定野党に推された玉城知事も、現実の前に方針を転換せざるを得なかったのである。国は感染者が増えることを想定して、ホテルなどを借上げておくことを指示したにもかかわらず、それを怠ってきた責任も重大である▼PCR検査を拡大すれば、感染者の数は増えるのであり、日本人の多くに免疫ができるまでは、その傾向は続くのである。沖縄県の決定は、これまでの国の方針が正しかったことを語っている。死者の数を少なくする努力をし、今はじっと耐えるしかないのである。

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