共産党も昔のようではなくなったようだ。確実な情報にもとづいて追及するのではなく、不確かなガサネタを頼りに質問するのでは、政府を追いつめられるわけがない。今日の参議院予算委員会での、小池晃書記局長と安倍首相とのやり取りは悲惨なものだった。森友学園の公用地の払い下げをめぐって、安倍首相に向かって「関係ないということを証明してください」と迫ったのだからお粗末であった▼森友学園イコール右翼だからということで、安倍首相との関係をでっちあげるのだから、とんでもない勇み足である。安倍首相は保守派であっても、ラディカルな本当の右翼ではない。だからこそ国会でヘイトスピーチの禁止法案に賛成したのである。行動する保守運動と一線を画している。バランス感覚を重視する体制派保守なのである。森友学園のために骨を折ることなど考えられない。ありがた迷惑というのが本音であろう▼滑稽なのは野党やマスコミがそれを鬼の首でも取ったように報道したことである。まさしくフェイクなのである。確証もなくキャンペーンを繰り広げたのだから罪深い。週刊文春は取材して記事にするそうだが、よほどの特ダネでもなければ、政局には何ら影響を与えないだろう。今回のことで朝日新聞、読売新聞などの評価がまたまた下がることになった。森友学園以上に自分たちが恩恵を受けていたからだ。もはや共産党もマスコミも過去の遺物でしかない。勝手に信頼されていると勘違いしているだけなのである。
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