白虎隊の史実はこれまで数多く語られてきたが、会津在住の反骨の作家笠井尚が『白虎隊探究』を世に出すことになった。会津の教学は朱子学をベースとしながら、そこに神道が強く影響しているといわれる。いかなる状況においても、混乱することなく身を処せるように、一定の型を学んでおくことが重視された。会津の婦女子を含めてパニックにならなかったのは、そのせいなのである。『白虎隊探究』においては、会津の教学が分かりやすく解説されており、今後の日本を考える上で大きな指針を与えてくれると思う。昨日からアマゾンでも予約開始。
8月7日発売。出版社はラピュータ。四六判・264ページ。税抜き価格1800円。
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