草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

非常時の宰相に求められるのは打算でなく殉国の至誠だ!

2012年10月04日 | 政局

 国民の審判を受けたくないというので、必死に逃げ回る民主党。それを批判することもしないマスコミ。日本の政治が劣化したのは、民主党とマスコミがタッグを組んで、日本国民を騙したからではないか。しかし、当初からその胡散臭さに気付いていた人はかなりいたはずだが、何が何でも政権交代という馬鹿騒ぎの前に、まともな議論がかき消されてしまったのだ。団塊の世代や、その前後の者たちが政権を手にしただけに、一度占拠すると、力ずくでなければ梃子でも動かないのが、彼らの習性なのだろう。中野正剛は『戦時宰相論』で「非常時宰相は絶対に強気を要する」と述べながらも、その力を与えてくれるのは、単なる個人の資質ではないことを見抜いていた。だからこそ「大日本は上に世界無比なる皇室を戴いている。かたじけないことには、非常時宰相は必ずしも蓋世(がいせい)の英雄たらずとも、その任務を果たし得るのである。いな、日本の非常時宰相はたとえ英雄の本質を有するも、英雄の盛名をほしいままにしてはならないのである。日本の非常時宰相は殉国の至誠を捧げ、匪躬(ひきゅう)の節を尽くせば、おのずから強さが出てくるのである」と書いた。今の日本の政治指導者の多くは、自惚れが強くて勘違いをしている。唯一違うのは安倍晋三総裁だけである。国民の平安を願っておられる天皇陛下の意を受けて、粉骨砕身できるかどうかなのだ。その意味でも、傲慢であっては、日本では指導者として評価されないのである。


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民主党政権支持に世論を誘導しようとする読売新聞を嗤う!

2012年10月04日 | マスコミ評

 民主党政権はダッチロール状態であるにもかかわらず、必死に支えようとしているのが読売新聞である。かつては保守言論の一翼を担った時期もあったのに、今ではそれも色褪せてしまった。朝日新聞がサヨクだとすれば、読売新聞は新自由主義の旗振り役で、保守派の安倍晋三総裁が誕生したことは、目の上のたんこぶなのだろう。しかし、それにしても酷かったのが、去る1日から2日にかけて実施した全国世論調査である。解散・総選挙を先送りし、在庫品一掃セールの内閣改造で、野田内閣の支持率が27%から34%に回復したのだという。嘘を吐くにもほどがある。ちなみに、同じ時期に実施された共同通信の全国世論調査では、野田内閣の支持率は微増にとどまっている。政党支持率については、両方とも自民党が大幅に上昇したことを認めているが、民主党の支持率に関しては、共同通信では下がっているのに、読売新聞では15%から18%に上昇している。予想通りで、一部のマスコミの安倍総裁へのパッシングは目にあまるものがある。サンデー毎日の捏造記事も、安倍総裁がフェースブックで批判する事態にまでなっているが、悪らつなネガティブキャンペーンに対しては、徹底的にネット言論の力で反撃すべきだろう。今までは声なき声の力は小さかった。それがネットのおかげで、私たちの声が政治の政界にも届くようになったのだから。


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