草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

予算委員会も開けない民主党を援護するマスコミを嗤う!

2012年10月30日 | 思想家

 野田佳彦首相が「近いうちに国民の信を問う」と言いながら、さっぱりやる気がない。政治家として約束を守らないのが大問題ではなかろうか。それをさておいて、参議院で所信表明演説をさせてもらえなかったからと、民主党は衆参の予算委員会の開催に抵抗している。暴力団との疑惑、事務所経費の不正支出、東日本大震災の復興費の流用といったように、追及される材料が盛りだくさんである。それを避けたいのだろう。いくら愚かな国民であっても、民主党が嘘吐きだと言うのは、誰も異論がないのではないか。しかし、それを弁護しているのが日本の名だたるマスコミなのだから、これまた許せない。予算委員会を開催したくないのが民主党であるのを、ほとんどのマスコミは伝えようとしない。「野党ガー、自民党ガー」の輪に加わって、ひたすら民主党の弁護を買って出ているのだ。あまりそれをやり過ぎると、今度は国民から内閣官房機密費でももらっているのではないか、と疑われるのに。どうせ民主党のことだから、次の総選挙で野党に転落すれば、その金を渡した相手の名をヘラヘラ喋るに違いない。そのとき慌てても遅いのである。そうでなくても、今のジャーナリズムというのは、金儲けが中心である。だからコロコロと態度が変わるのだ。それと比べると、ネットの方が上である。自分を高く売る必要はないわけで、堂々と正論を口にできるからだ。商売人でないだけまっとうなのである。


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今度は事務所経費問題で前原国家戦略担当相が窮地に!

2012年10月30日 | 政局

 事務所経費問題ではあれほど自民党政権を追及していたのに、民主党も裏では同じことをやっていた。それほど国民を馬鹿にした話はないだろう。お粗末なのは、前原誠司国家戦略担当相が2004年から2010年まで、秘書の自宅マンションの一室を「主たる事務所」にしていたことだ。7年間で約1200万の経常経費を計上していた。秘書の親族からは、事務所としての実体がないとの証言もあり、これによって前原が窮地に立たされ、進退問題に発展するのは確実な情勢だ。前原は口だけ番長で、威勢のいいことをすぐに口にはするが、脇があまりにも甘過ぎる。京都大学で高坂正堯のゼミにいたにしては、外交的センスも乏しい。高坂と言えば『宰相吉田茂』のなかで、吉田茂の功績を評価しながらも、それを「吉田体制」にまで高めることについては、批判的であった。「豊かな国家がよい国家であり、偉大な国家であるとは限らないことは言うまでもない」と述べていた。今の民主党は「吉田体制」に固執する勢力に加担しようとしており、「民主中道」というスローガンは、それを如実に語っている。高坂が生きていたならば、不肖の弟子である前原を叱責するだろうが、そのときに事務所経費問題だけでなく、政策的にも苦言を呈したに違いない。もはや国民の多くが民主党政権には愛想を尽かしている。前原までこの体たらくだから、いくら野田佳彦首相が解散・総選挙を先送りしても、それはあくまでも時間稼ぎで、無駄な抵抗でしかない。


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