草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

鶴沼川などのセシウム汚染が深刻化している会津地方!

2012年06月12日 | 災害

 去る10日のNHK教育テレビで「ネットワークでつくる放射能汚染地図6川で何がおきているのか」が放送されたために、会津坂下町を流れる鶴沼川が、ホットスポットになっていることが明らかになった。それを知って私は、語るべき言葉を失ってしまった。周囲の山々から雪解け水が注ぎ込めば、大変なことになるとは思っていたが、そこまでは予想できなかった。このままでは、会津地方もまた危険な地域に区分けされるのではないか。川を通じての放射性物質の汚染拡大が深刻なのであれば、まずは徹底した除染を行うべきだ。しかし、国や県とも、まったくそれに目を向けようとしない。騒がれるのが困るのだろう。昨年12月の段階で専門家が土を採取したところ、放射性セシウムが1キログラムあたり8790ベクレル検出された。国が管理する指定廃棄物の基準を超えた数字である。今年4月にも同じ場所で調査すると、1キログラムあたり17000ベクレルにまでなっていた。わずか5カ月で倍以上に跳ね上がったのだ。会津坂下町全体がそうではないとしても、それを放って置くわけにはいかない。鶴沼川は阿賀野川の支流であり、坂下小学校の校歌にも登場する。その風光明媚なイメージが私たちの手から奪い取られようとしているのだ。福島県東部にとどまらず、福島県西部においても、ホットスポットが次々と見つかっており、精神論で乗り切れるほど、単純な問題ではないのである。

 
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尖閣を死守せんとする石原慎太郎は憂国の志士だ!

2012年06月12日 | 安全保障

 中共に対して、あまりにも民主党政権は弱腰過ぎる。触らぬ神にたたりなしで、できるだけ穏便にすませたいと考えているからだろう。これに対して、東京都による尖閣諸島の購入を表明している石原慎太郎東京都知事は昨日、参考人として招致された衆院決算行政監視委員会で、厳しく民主党政権を批判した。中共が実効支配に向けた動きを加速させているのに、何ら手を打とうとしないわけだから、まさしく正論である。しかも、その東京都による購入について反対を表明した丹羽宇一郎駐中共大使についても、玄葉光一郎外相は処分しないことを表明しており、中共様には頭が上がらないのである。石原が述べているように「日本を代表して北京にいる人物じゃない」のは明らかであり、即刻更迭すべきだろう。外交においては、もっとも優先されるべきは、わが国の国益である。自らの領土も保全せずして、どうして独立国家といえよう。国家として身構え、先手を打って、日本こそが実効支配に向けた動きを加速すべきなのである。統治能力がもっとも問われるのは、危機に際してであると同時に、外交問題についてである。そこでの優柔不断は断じて許されないのだ。石原が立ち上がったのは、已むに已まれぬ思いがあったからだろう。それを多くの国民が支援しているのは、憂国の情にほだされたからだろう。まだまだ日本は健在なのである。

 
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