世の光の時間です。 いかがお過ごしでしょうか。 福井 誠です。
今日のバイブルメッセージは「悪いもの者から守られるように」です。
それでは聖書の中のヨハネの福音書17章15節から読んでみましょう。
「彼らをこの世から取り去ってくださるようにというのではなく、悪い者から守ってくださるようにお願いします。」
早く天国に行きたい、そんなふうに思っている人はいませんか。 いろいろと苦しいこと続きで天国に行けばもう楽になれる。 そんな思いでいることはないでしょうか。 しかし聖書は様々なごたごたの中で私たちが人生を生き抜いていくことを励ましているようです。 私は非常に困難な状況をくぐらされて考えさせられたことがあります。 何でこんなに物事がうまく行かないのだろう、私が置かれた状況は特別におかしい、そう思ったことがあります。 ところがそんな時にある聖書学者のこんなことばに出会ったのです。 「この部屋で灯らない灯火がどうして他の部屋で灯ることがあろうか。」 確かそんなことばだったと思いますが、私はそのことばに考えさせられる所があって、じっと耐えてみることにしました。 今この状況を乗り越えられなかったらどこに行って同じかもしれない。 そうやって一つの山を乗り越えて思ったことは、やはり試練は歓迎されないものであっても、そこで腐りはてたり自暴自棄になったりせずに信仰によってくぐり抜けるならば、そこに幸いがあるということです。
イエスは「彼らをこの世から取り去ってくださるようにというのではなく、悪い者から守ってくださるようにお願いします。」と祈られました。 神は私たちを敢えてこの世の困難の中に置かれることがあります。 それは私たちが磨かれていくために必要なものかもしれませんが、もちろん私たちはそんなに強くはありません。 イエスはそんな私たちが悪い者から守られるように、と重ねて祈られました。 イエスはあなたのためにもそう祈っておられたのですねえ。 腐りはてたり自暴自棄になったりせず、イエスの守りと、そしてイエスの力添えを信じて行きたいものですね。
(PBA制作「世の光」2009.5.21でのお話しより)
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