世の光の時間です。 いかがお過ごしでしょうか。 福井 誠です。 今日のバイブル・メッセージは「神の子どもとして愛される」です。
それではヨハネの福音書16章32節から読んでみましょう。
「わたしはひとりではありません。父がわたしといっしょにおられるからです。」
イエス・キリストは自分を神の子とし、神を父と呼んでいました。 このイエス・キリストと父なる神との関係は、私たちと神との関係そのものです。
イエスの弟子ヨハネは、その福音書の最初で次のように語りました。
「この方を受け入れた人々、すなわち、その名を信じた人々には、神の子どもとされる特権をお与えになった。」(ヨハネの福音書1章12節)
つまり、イエスを信じる者は神の子どもとされる。 イエス・キリストと同じように神の子であり、神を「父」と呼ぶことが許されるのです。 実に神を信じるというのは、キリスト教会のメンバーになる以上の意味があります。 神は私たちをご自分の子どもとしてくださるからです。
子どもの日、鯉のぼりの飾っている家をよく見かけます。 鯉のぼりは男児の出世を願って飾られるものだそうですが、確かにどの親も子どもの成長と祝福をいつも願っているものでしょう。 子どもの幸せのためにはどんなことでもしよう。 できる限りの愛情を注ごうと思い関わっているものではないでしょうか。
神も私たちをそのように見ていてくださっていますし、私たちの人生に関わってくださっている、という訳です。 これは実に驚くべきことですねえ。 私たちは信仰によってもう一つの目に見えない家族愛の中に生かされているのです。
イエスは言いました。「わたしはひとりではありません。父がわたしといっしょにおられるからです。」
イエスが言ったように私たちも言うことができます。 「私はひとりではない。 父なる神が私と一緒におられる。」と。
実に私たちの心に平安を与える大きな励ましです。
今この番組を聞いてくださっている皆さんの中に、自分はひとりだ、孤独だ、と感じておられる方はいませんか。 聖書はあなたのそばに父なる神がいてくださると言ってくださっています。
あなたもイエスを信じ、神の子どもとされ、希望を持って人生を歩んでみませんか?
(PBA制作「世の光」2009.5.7放送でのお話しより)
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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。予約なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。
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