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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■母がその子を慰めるように

2009年05月11日 | Weblog

世の光の時間です。 お元気でしょうか? 村上宣道です。 

 えー、昨日は母の日でしたねえ。お母さんありがとう、の気持ちを表すことができたでしょうか。もちろんお母さんがもう既にね、この地上にいらっしゃらないという方々もたくさんいらっしゃると思うんですけど、私の母ももう8年前に天に召されていきましたけれども。

 私は母の思い出はたくさんあるんですが、やっぱり母は本当に私に神様の愛っていうのは素晴らしいということを示してくれたっていう意味でですねえ、ありがたかったなあと思うんですねえ。 

 私は牧師の子どもで育って、母の祈り、父の祈りの中で育ってきたはずなのに、ある時期反抗しましてねえ、神様からも離れてそして親にも反抗してですねえ、ある時期に家に帰らないというふうなことがあったんです。 

 で、夜中の12時過ぎても1時過ぎても帰らないでいたんですが、母がずうっと玄関の前に立ってですねえ私の帰りを待ってる訳なんですよ。

 で、だんだん夜2時3時になっていくと、こう冷えてくるんですけれども、ねんねこ、ってあの綿入れのを着てですね、足を踏み鳴らしながら私の帰りをこう待っていて、はあーっ、このままでいったら風邪をひくからもう入ればいいのに、とか言ってですね、自分が帰れば一番いいんですけれども強情を張っていた訳ですが、とうとう朝の4時5時、母はそれまで立っていました。 そして5時半になった時に食事の支度をするためにでしょうか、家の中に入っていきました。

 おー、入ってった入ってった、っていうんで私も裏から行ってですね、そおっと戸を開けたら何とそこに母が立ってました。 こりゃあ、「どこへ行ったの!」って言われるかなあと思って下をうつむいておりましたら、私は母のそのねんねこにこうくるまっていたんですねえ。そして「寒かったろう、お前。こんなに冷たくなってえ」って言ったんです。ええっ!、って思った。そして「お前、ほんとは寂しかったんだねえ。お母さんの愛が足りなかったばっかりにごめんね宣道」って言って私をぐうーっと抱きしめたんですねえ。

 私はびっくりして「違うよお母さん! 違うよお母さん!」って言いながら、そして母はイエス様が十字架の上で父よ彼らを赦してやってください、彼らはそのなす所がわからないでいるのです、っておっしゃったその祈りは宣道のためでもあることを感謝します。そして愛のなかったこの私をも赦してください」 その時から本当に神様ってお方はどんなだめな者でもそのまま受け入れて赦して愛してくださる方なんだなあということを知ったんですねえ。

 聖書の中に「母がその子を慰めるように わたしはあなたたちを慰める。」(イザヤ書 66章13節 新共同訳)ってあることは本当だな、ということを経験したんですが、あなたはいかがでしょうか。

 ( PBA制作「世の光」2009.5.11放送でのお話しより)

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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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このサイトは URL名として
 http://yonohikari.biblical.jp 
が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。


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東海福音放送協力会へのお問い合せは、
 464-0044 名古屋市千種区自由ケ丘2-10 自由ケ丘キリスト教会内 電話052-762-
2196 へ


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