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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■能力を用いる(1)

2009年05月13日 | Weblog
 
世の光の時間です。 いかがお過ごしですか? 板倉邦雄です。 今日は「能力を用いる」という題でお話ししましょう。

 「宝の持ち腐れ」ということわざがあります。 宝を持っているだけでは何の用もなさない。 自分の能力や技能などもそれを活かそうとしなければ何もならない、という意味ですね。 ダニエルは神様から夢や幻の意味を知る特別な能力が与えられていました。 旧約聖書のダニエル書の続きです。 

 さて、大変な事件が起こっていましたね。 突然ダニエルと三人の仲間に死刑執行人がやってきたからです。 死刑執行の責任者アリヨクが姿を現わした時、ダニエルは知恵の限りを尽して話し合いました。 「なぜ陛下はそんな御立腹なのですか? 一体、何があったのですか?」 そこでアリヨクは、王様は恐ろしい悪夢を見てうなされ震えおののいていること、有識者や占星学者を呼んで夢と夢の解き明かしを求めたが誰一人解き明かせる人はいないので王様はかんかんに腹を立ててバビロンの知者すべてに死刑を命じたことを話しました。

 するとダニエルは王様にお目通りを願い出て申しました。 「陛下、しばらくの御猶予をください。 陛下が御覧になった夢とその意味をお教え致しましょう。」

 ダニエルは家に帰り、早速仲間のシャデラク、メシャク、アベデ・ネゴに事の成りゆきを話しました。 彼ら四人はバビロンの知者たちと一緒に殺されなくて済むように、この夢の秘密を明らかにしてくださり哀れみを示してくださるよう、ひたすら天の神様に祈りました。 

 するとその晩、幻の中で神様はダニエルに王様が見た夢を示してくださったのです。 ダニエルは天の神様に感謝し、神様を誉め称えました。

 さて、能力を用いる、と言いましても能力が自動販売機のようにポンと出てくるものではありませんね。 ダニエル青年はどうしましたか? まず問題の中で知恵の限りを尽して話し合いました。 仲間の友人たちと問題を分かち合いましたね。 そして何よりもこの問題を神様にゆだねました。 王様もバビロンの知者たちもそして私たち四人も神様が哀れんでくださるように、と祈りましたね。 

 聖書のことばです。 
 「神は、神を愛する者たち、すなわち、ご計画に従って召された者たちと共に働いて、万事を益となるようにして下さることを、わたしたちは知っている。」 ローマ人への手紙8章28節 (口語訳聖書)

 ( PBA制作「世の光」2009.5.13放送でのお話しより )

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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会に行ってみるというのもいいんじゃないかなあ。近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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このサイトは URL名として http://yonohikari.biblical.jp 
が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。






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