世の光の時間です。 お元気ですか? 岩井基雄です。
かつてハーバード大学の教授でありながら知的障碍を持つ方の施設で働くようになったヘンリー・ナーウェンは、こう語っています。「私たちの社会において最も大きな苦痛の原因は障碍それ自体ではなく、人に無視され外されたり認められないことで自分は愛されていないと感じとってしまう、気持ちの障碍である。」
私たち人間の中で心に傷のない人は一人もありません。 またマザー・テレサもこう語っています。 「人間にとって一番苦しいのは貧困ではない。 神から見捨てられ見放されたという意識である。」 自分は神様から見放されたのではないか、誰も自分とは一緒にいてくれない。 すべての人に見放されているような思いに満ちる時、その人の心は深く傷つきます。
そんな私たちの心の傷を癒すために、更に深く傷ついてくださった方がいます。 イエス・キリストはあなたのために神様から見捨てられました。 見捨てられて十字架にかかって死なれたのです。 イエス・キリストは神であるにもかかわらず、人の苦しみ以上の苦しみを経験されました。 ですから私たちはこのイエス様のなしてくださった犠牲の故に、神様から見捨てられることはないのです。
イエス・キリストがあなたと一緒に苦しんでくださいます。 どんな所でも、どんな時でも、どんな状況でも、イエス様があなたと共に泣いてくださいます。 神様は御自身の大きな愛の故に、見捨てられても当然な私たちを愛し、このイエス・キリストを通して私たちを救い出してくださいました。
イエス・キリストはこう語ります。
「わたしは決してあなたを離れず、また、あなたを捨てない。」(ヘブル人への手紙13章5節) あなたは決して見放されることがないのです。
そして聖書の他の箇所では神様はあなたにこう語りかけているのです。
「恐れるな。わたしはあなたとともにいる。たじろぐな。わたしがあなたの神だから。わたしはあなたを強め、あなたを助け、わたしの義の右の手で、あなたを守る。」イザヤ書 41章10節
神様はあなたを心から愛し、どんな時にもあなたを力強い愛の御手で守ってくださるのです。
(PBA制作「世の光」2009.5.29放送でのお話しより)
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