世の光の時間です。 お元気でしょうか。 村上宣道です。
えー、今年の世の光のメッセージ集、お読みになりましたでしょうか。 この本のタイトルがですねえ『あなたのたからもの - あなたがたからもの』というタイトルなんですねえ。 これを耳だけで聞いていると読み違えた(の)かなあと思うような『あなたのたからもの - あなたがたからもの』ということなんですねえ。
でその、あなたがたからもの、ということなんですけれども、イエス様がおっしゃったことばにこういうのがありまして、「あなたの宝のあるところに、あなたの心もある」(マタイの福音書 6章21節)ということばですねえ。 結局、その宝だと思っているそこに思いが行く、心が行くということですよねえ。 ですから何をその人は宝物として生きているかなあということによってその人の生き方が違ってくるというふうに言えるだろうというふうに思うんですね。
で、イエス様はこうもおっしゃったんです。 「自分の宝を地上にたくわえるのはやめなさい。そこでは虫とさびで、きず物になり、また盗人が穴をあけて盗みます。自分の宝は、天にたくわえなさい。そこでは、虫もさびもつかず、盗人が穴をあけて盗むこともありません。あなたの宝のあるところに、あなたの心もあるからです。」(マタイの福音書 6章19-21節)
ですから、この地上で一生懸命宝を貯えようとしても、まあやがてそういうのはなくなっていったり、または取られたり失ったりということがある訳ですねえ。 そういうものに自分の心がいつも向いていると不安定と言いましょうかね、心配ばっかりがそこにあったりとかですねえ。 で、あくまでそれは地上的なもの、それが無くなった時には今度は自分自身の人生の何かを全部失ってしまったようなそんな思いにさえなってしまう訳ですねえ。 ですから、何をあなたの宝物としているかということがとても大事なことだと思うんですねえ。
聖書の中に有名なことばですけれども、「わたしの目には、あなたは高価で尊い。」(イザヤ書 43章4節)という、神様がおっしゃったことばがありますね。 私にとってはですねえ、こんな者を神様が宝として見てくださっている。 私のような者を高価であなたは尊いんだよ、というふうに見てくださっているということが私にとってはすごい宝なんですね。 こんなしようがない者、こんなつまらない者、こんな罪深い者。 でも、この私を愛してこの私を救うために命さえも投げ出してくださったイエス・キリストの愛を知る時に、ああ私は宝なんだ、神様の目にとっては。 そのことが私たちにとっては大事な宝物。 あなたにとっては何が本当に宝物でしょうか。 それを大事に思っていただきたいものですねえ。
( PBA制作「世の光」2009.5.25放送でのお話しより)
******
さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。
***
このサイトは URL名として
http://yonohikari.biblical.jp
が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。
******
東海福音放送協力会へのお問い合せは、
464-0044 名古屋市千種区自由ケ丘2-10 自由ケ丘キリスト教会内 電話052-762-
2196 へ