2023/7/14放送
「世の光」の時間です。いかがお過ごしですか? 板倉邦雄です。
今日は、「子を遣わされた父」という題でお話ししましょう。
では初めにヨハネの福音書5章23節を口語訳で読みます。
「それは、すべての人が父を敬うと同様に、子を敬うためである。
子を敬わない者は、子を遣わされた父をも敬わない。」
まず、すべての人が父なる神様を敬うことをイエス様は願っておられます。しかし、神の子を敬うことができなければ、神の子イエスを遣わした父なる神様を敬うことはできない、とイエス様はユダヤ人の指導者たちに言っているのです。父なる神様を敬い信じている彼らユダヤ人たちが目の前にいる神の子イエス様を敬うどころか殺害しようとしているのは、まことに矛盾していました。彼らは父なる神様を信じていると言いながら、神の子イエス様を敬うことも信じることもしなかったのでした。
そして、子を遣わされた父の約束をイエス様はこのように語られます。
「よくよくあなたがたに言っておく。わたしのことばを聞いて、わたしを遣わされた方(すなわち父なる神様)を信じる者は、永遠のいのちを受け、またさばかれることがなく、死からいのちに移っているのである。」 (ヨハネ5章24節)
イエス様のことばを聞いて、イエス様を遣わされた父なる神様を信じ、敬う者たちに対する三つの約束があります。
まず第一の約束は永遠のいのちを受けることができます。私たち肉体のいのちは自分で獲得するものではありません。父と母から受けたものです。私たちの永遠のいのちも永遠の父なる神様と神の御子イエス・キリストから受けることができます。
第二の約束は、さばかれることがないという約束です。なぜなら、私に対する神の裁きは十字架の上で終わっているからです。「主(イエス)はわたしたちの罪過のために死に渡され、わたしたちが義とされるためによみがえらされたのである。」(ローマ人への手紙4章25節口語訳聖書)、と約束されました。
そして第三の約束は、死からいのちに移っているのです。聖書のことばです。
「罪の報酬は死です。しかし神の賜物は、私たちの主キリスト・イエスにある永遠のいのちです。」
ローマ人の手紙6章23節
( PBA制作「世の光」 2023.7.14放送でのお話しより )
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