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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■悪に報いてやろう / 福井 誠

2023年09月16日 | Weblog

2023/7/1放送

 「世の光」の時間です。いかがお過ごしでしょうか? 福井誠です。
 「継続は力なり」 日々聖書を手に取り心の糧とするなら自然に養われてくるものがあるものです。

 今日は「悪に報いてやろう」と題してメッセージをいたします。初めに聖書のことばをお読みします。

 「『悪に報いてやろう』と言ってはならない。主を待ち望め。主があなたを救われる。」
              旧約聖書 箴言20章22節

 20章の後半、少し箴言の著者が語っていることをなぞっていくような形で見てまいりましょう。まず箴言の著者は勤労を大事にすることを教えます。また人間をよく知ることだ、と言います。人間というのは、散々ケチをつけて物を値切りながら、ひとたびこれを手にすれば掘り出し物と自慢するものだ、と。また、よそ者はどこまでもよそ者です。そう簡単に身内にはならない。・・・ 確かにわかる気がしますね。さらにお金を貸したら戻ってくるとは考えないことだ、と言います。そして人を騙したらそのしっぺ返しは必ずあると思いなさい、と言います。

 物事はよく考えて実行すべきです。つまり人の意見をよく聞いて、落としどころを見つけながら実行可能な計画を立てることだ、と言います。口の軽い人とは付き合わないことです。あれやこれや言いふらされて恥を見るのは明らかです。神の正義が貫かれると信じるなら、復讐は神に委ねることです。自分で何とかしようと思わずとも神が片を付けてくださいます。たとえ、このままじゃ浮かばれないと焦ることがあっても慌てない、神が動いてくださいます。神はごまかしや嘘が大嫌いですから、いずれものごとの帳尻を合わせてくださるのです。
 ですから、神の正義がこの世を支配していると信じ、余計な心配をせず、神に一切をお任せして誠実にすべきことをすることだ、と言います。この世の社会は神の正義が貫かれる方向に動いているのです。そして人間には神から与えられた霊、すなわち良心があるというのなら、やはり、神が教えられていることによく耳を傾けることです。それは、人間のよりよい明日を築くためのものだからです。

 では、今日もよき一日となるように祈ります。


 ( PBA制作「世の光」 2023.7.1放送でのお話しより )


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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。
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 このサイトは URL名として   http://yonohikari.biblica.info  が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。

 


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