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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■はっきり目を覚まして生きる / 福井 誠

2023年09月11日 | Weblog

2023/6/26放送

 「世の光」の時間です。いかがお過ごしでしょうか? 福井誠です。

 今日は、「はっきり目を覚まして生きる」と題してメッセージをいたします。初めに聖書のことばをお読みします。
  「主の名は堅固なやぐら。正しい人はその中に駆け込み、保護される。
   富む者の財産はその堅固な城。自分ではそそり立つ城壁のように思い描いている。」
        旧約聖書 箴言18章10節、11節

 今日お読みした箴言の10節と11節は対比的な内容になっています。「主の名」という「堅固なやぐら」と、「財産」という「堅固な城」。どっちがどっちなのか。

 箴言の著者は、「神に信頼することは堅固な城門の中にいるようなものだ。安心だ。」と言うのです。

 しかし、普通、人はそのようには考えないでしょう。神を信じたところで、「何の役に立つ」とぐらいに思っているのではないでしょうか。そして、目に見えない神よりはお金、目に見える確実な物が大事と思うものでしょう。ですから、通帳の残高では安心できないので、タンス預金をして、これだけお金があれば安心だと思ったりすることもあるように思います。

 けれども、これが意外と考えられている通りではなかったりするのです。
 新約聖書において、イエスはその点について実にわかりやすいエピソードを語っています。

 つまり、たくさんの財産を蓄えた金持ちが、「これから先は安泰だ! 飲めや、歌えや」と思っていたその矢先に倒れて死んでしまったというエピソードです。人のいのちも生活も実は神に握られている。ですから神を恐れることだ、神とともに生きることが最も人生を保障することだ、というわけです。

 確かに人間のいのちというものはわからないものです。しかし、それでも「富む者の財産はその堅固な城、自分ではそそり立つ城壁のように思い描いている。」 はっきり目を覚まして人生を生きることが勧められています。

 

 ( PBA制作「世の光」 2023.6.26放送でのお話しより )


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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。
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 このサイトは URL名として   http://yonohikari.biblica.info  が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。

 


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