2023/7/13放送
「世の光」の時間です。いかがお過ごしですか? 板倉邦雄です。
今日は、「父と子の関係」という題でお話ししましょう。
イエス様が神様を自分の父と呼んで自分を神様と等しいものとされたことにユダヤ人の指導者たちは激しく怒り、ますますイエス様を殺そうと計りました。そこで、父なる神と子である自分の関係を説明するイエス様のことばが続きます。今日はヨハネの福音書5章20節からです。
父なる神様は子なるイエス様を愛していますから、当然、自分がなさろうとしている計画をすべて子であるイエス様に打ち明けました。それは、神の子が十字架の木の上にあげられることです。そして、木にあげられた神の子イエスを見上げて信じる者はすべて生きる、という計画でした。
「モーセが荒野で蛇を上げたように人の子もまた上げられなければならない。それは彼を信じる者が、すべて永遠のいのちを得るためである。」とヨハネ福音書の3章にあります。 そしてさらに不思議な出来事は、木の上に上げられて死んだ、そして、葬られた人の子イエス様が三日目によみがえる、という不思議で信じられないような父なる神様の計画と働きでした。イエス様はこう言います。
「父が死人を起こしていのちをお与えになるように、子である私もまた、その心にかなう人々にいのちを与えるであろう。」(ヨハネ5:21)
天の父なる神様が十字架で死んだイエスを眠りから起こすように、子であるイエス様もみこころにかなう眠る死人を起こしていのちを与えることができるのです。
そして、さらにイエス様は父と子の関係をこう弁明しました。
「父は誰もさばかない。さばきのことはすべて、子にゆだねられたからである。」(ヨハネ5:22)
父なる神様はこの世界の審判者また最後の審判者でもあります。その審判を子であるイエス様に委ねられ明け渡しました。ですから、父なる神と子なるイエス様は神と等しいのです。イエス様は100%人の子です。私たちと同じ人間でした。しかも同時に100%神の子、すなわち神でした。しかし、200%になるのではなく100%でした。私の小さな頭では理解することもできませんが、私はこのイエス様が神であり人であることを信じています。
( PBA制作「世の光」 2023.7.13放送でのお話しより )
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