2023/7/11放送
「世の光」の時間です。いかがお過ごしですか? 板倉邦雄です。
今日は、「父は今にいたるまで働く」という題でお話しいたしましょう。
ヨハネの福音書の5章16節から18節までのお話です。
さて、安息日に病人を癒やし、寝床を運ばせて規則違反を犯したイエス様に対して、ユダヤ人の指導者たちは責め立てました。そこでイエス様は彼らに次のように答えられました。
「わたしの父は今に至るまで働いておられる。わたしも働くのである。」
「わたしの父」とは天の父なる神様のことです。天の父なる神様は、今に至るまで働いておられます。創造と摂理の神様です。この宇宙の天と地、その中にある万物をお造りになりました。「はじめに神は天と地とを創造された。」と創世記の1章1節に書かれてあります。
そして創造された天地万物を今に至るまで保ち、治め、処理されてこられた摂理の神様です。イエス様は、この摂理の父なる神様の働きをこのように言いました。
「二羽の雀は1アサリオン。 ーーーま、日本円ですと10円ぐらいでしょうかーーー 1アサリオンで売られているではないか。しかも、あなた方の父なる神の許しがなければ、その一羽も地に落ちることはない。あなた方の頭の毛までも皆数えられている。だから恐れることはない。」
父なる神様は、一羽の雀にも目をとめてくださっていて、その一羽が地に落ちることも許しの計画の中にあるのだ、とイエス様はおっしゃいました。今に至るまで父なる神様は、この世界と私たちの歴史の中で働いておられたのです。
だからイエス様も安息日の規則を破ってでも人々のいのちと生活を守るために働きました。安息日は本来、「祝福の日」として父なる神様が私たち人類にお与えになった日でした。
「神はその第七日(安息日)を祝福して、これを聖別された。」と創世記の2章の3節にあります。
ですから私たちは創造と摂理の神、そして私たちを助け癒してくださる救いの神様の支配の中で生きて行きたいのです。
聖書のことばです。
「私たちは神の中に生き、動き、存在しているのです。」
使徒の働き17章28節
( PBA制作「世の光」 2023.7.11放送でのお話しより )
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