goo blog サービス終了のお知らせ 

 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■イエス様の模範 / 関根弘興

2019年08月16日 | Weblog
2019/7/12放送

 世の光の時間です。お元気でお過ごしでしょうか? 関根弘興です。
 イエス・キリストは、この中で一番偉いのは誰か、と議論していた弟子たちにこのように語られました。マルコの福音書10章45節 「人の子も、仕えられるためではなく仕えるために、また多くの人のための贖いの代価として、自分のいのちを与えるために来たのです。

 「人の子」とはイエス様ご自身のことですね。天の御国で一番偉い方は一体誰でしょう。もちろんそれはイエス様です。そのイエス様が神の栄光をかなぐり捨てて、人となって仕えるために来てくださった、と聖書は教えています。そして多くの人のための贖いの代価としてご自分のいのちまで与えてくださった、と記されていますねえ。

 ここで言われている「贖いの代価」とはちょっと難しいことばですが、奴隷を自由にするための身代金を表すことばなんです。実は聖書は、人はみな罪と死の奴隷状態にある、と教えています。不自由の中にいるのだ、という訳ですねえ。でもイエス様が、ご自分のいのちを贖いの代価として支払ってくださったので、私たちは罪と死の力から解放されて自由になることができる、と約束してくださっているんです。

 更にイエス様は、その自由を特別な限られた人のためではなくて、多くの人のために贖いの代価を払ってくださった、と記されていますよね。具体的には、イエス様が十字架についてくださったということを通して、この大きな恵みを知ることができるんです。イエス・キリストは罪など一つもありませんから、十字架につけられる理由がありませんね。しかし私たちの罪を背負ってご自分のいのちと引き換えに私たちの罪を赦すために十字架についてくださいました。

 イエス・キリストが仕えるために来たというのは、ご自分のいのちを懸けて一人ひとりに救いを与えるためでした。聖書は、誰でもイエス・キリストを救い主として信じ、イエス・キリストが十字架で私たちの罪を洗ってくださったという事実を感謝して受け入れるなら、罪の赦しと永遠の救いを得ることができる、と約束しているのです。

 私たちはイエス様の姿の中に、しもべの生きた模範を見ることができます。人は神のようになってすべてを支配したいという高慢な思いを持つことがありますが、それは混乱と分裂と破壊を産むだけです。でもイエス様は神であられる方なのに、罪ある私たちを愛し、徹底的に仕えてくださいました。そこに救いが開かれていくのです。

     (PBA制作「世の光」2019.7.12放送でのお話しより)

***

 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。事前の連絡なしでも、ちょっときてみました、いいですか? と言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする