♪ラジオ放送・文字版「世の光」

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■十戒 自由への励まし-113 偽証してはならない / 大嶋重徳

2019年08月15日 | Weblog
2019/7/11放送

世の光の時間です。いかがお過ごしでしょうか。大嶋重徳です。
 聖書には十戒と呼ばれる神と人との間に結ばれた約束があります。十戒を始めとした聖書のことばは人間を縛りつけるものではなく自由へと導くためのことばなのです。

 十戒第九戒には「隣人に対し、偽証してはならない。」(申命記 5章20節 新改訳第三版、参照出エジプト記20章16節)があります。この戒めは個人的な陰口や悪口をも戒めるものです。

 では偽りの証言ではなく私たちが口にすべきことばとは一体どのようなことばなのでしょうか。パウロという人は新約聖書で、「悪いことばを、いっさい口から出してはいけません。ただ、必要なとき、人の徳を養うのに役立つことばを話し、聞く人に恵みを与えなさい。」(エペソ人への手紙4章29節、新改訳第三版 )と語りました。

 この「役立つことば」という表現は神様に対して用いられるときは「賛美することば」という意味で訳されます。そして人に対して用いるときは祝福することばとして訳されています。つまり、偽りの証言などの悪いことばを口にするのをやめたあと、私たちが口にするべきなのは神様を誉めたたえる賛美であり、人間関係の中で互いに祝福を語り合うことばです。私たちの口から出ることばを賛美の歌とするのです。その時に、慰めと励ましに満ちたことばで生きることとなるのです。

 また「徳を養う」という表現は家を建てるときのことばで、教会を建て上げる表現で用いられます。つまり私たちが口にすべきなのは悪口陰口ではなく、交わりや人間関係を建てあげることばを語りなさいと言うことです。私たちが日々、人間関係を建て上げることばで語ることを養われていくのであれば、悪口や陰口に慣れて、偽りの証言をする事の逆のことが起こります。お互いを建て上げることばを見につけていった人は、その人の生きている社会と世界、家族に対して恵みと優しさをもたらす人となります。

 第九戒は、優しいことばをかける人となりなさい、と私たちを光の生き方へと、自由をもたらす生き方へと促しているのです。私たちが傷ついている時、私たちを慰め励ましてくれた人のことを忘れることができないでしょう。私が激しく落ち込んでいた時に友人が、「俺はシゲの味方やからな。」と言ってくれた時、心がどれだけ明るくどれだけ暖かくなったでしょうか。イエス様のことばは私たちを慰め、私たちを力づけてくれます。「あなたを愛している。あなたがいてくれて嬉しい。わたしはあなたと共にいる。」 イエス様のことばは今朝もあなたに鳴り響いています。この愛のことばに力付けられ、私たちも愛のことばを言う者へと変えられたいと思います。

    ( PBA制作「世の光」2019.7.11放送でのお話しより )

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