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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■殻を破る / 板倉邦雄

2019年08月27日 | Weblog
2019/7/23放送

 世の光の時間です。いかがお過ごしですか? 板倉邦雄です。
 今日は「殻を破る」という題でお話ししましょう。

 私たちが住んでいる地域や家庭、学校や職場、そして教会にもそれぞれの伝統やしきたりがあって、その殻を破りそこから抜け出すことは大変なことです。使徒の働きの10章の続きです。

 さて、ペテロは立ってコルネリウス隊長の使いの人たちと一緒に出かけました。百人隊長コルネリウスは親族や親しい友人たちを呼び集め、ペテロ一行を待っていたのです。殻を破るためにはまずペテロのような指導者が神からの幻ビジョンを見なくてはなりません。そして信仰による第一歩を仲間たちと踏み出すことではないでしょうか。

 そこで集まっている人々の前でペテロは率直に語りました。「あなたがた外国人もよく知っている通り、ユダヤ人が他国の人と交際したり家に出入りしたりすることは昔から禁じられています。ところが神はどんな人間をも、きよくないとか汚れているといってはならない、と私に示してくださいました。そこでうかがいますが、どういう訳で私を招いてくださったのですか?」

 すると百人隊長コルネリウスが答えました。「四日前のことです。私が自宅で午後3時の祈りをしていますと、突然、輝いた衣を着た人が前に立って申しました。『コルネリウスよ、あなたの祈りは聞き入れられ、あなたの施しは神の御前に覚えられている。そこでヤッファに人を送ってペテロと呼ばれるシモンを招きなさい。その人は皮なめしシモンの海沿いの家に泊まっている。』 そこで早速あなたをお呼びしたのです。ようこそおいでくださいました。今、私たちは主なる神があなたにお告げになったこと残らず伺おうとしてみな神の御前に集まっています。」

 殻を破るためには一方だけではなく、お互いが神様からの夢・幻を分かち合うことではないでしょうか。ペテロは今までのユダヤ人の伝統やしきたりを破ってまで外国人であるコルネリウスを訪ねました。それは外国人にイエス・キリストが伝えられるためでした。そして私にもあなたにもイエス・キリストが伝えられているのです。

  (PBA制作「世の光」2019.7.23放送でのお話より )

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