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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■自分の道を確かなものとした / 福井 誠

2019年08月28日 | Weblog
2019/7/24放送

 世の光の時間です。いかがお過ごしでしょうか、福井 誠です。
 継続は力なり。聖書を一日一日と読み進むなら、不思議にも自然に養われていくものがあるものですね。今日も聖書を開きましょう。歴代誌第二27章6節 「自分の道を確かなものとした」と題してメッセージをお伝えいたします。
 「ヨタムは勢力を増し加えた。彼が、自分の神、【主】の前に、自分の道を確かなものとしたからである。
 
 先週に続いて器の小さい王様のお話が続きます。今度はヨタム王。彼は神に大いに祝福されました。その理由は、彼の神、主の前に自分の道を確かなものとしたからである、とあります。つまり彼は主に従うことを第一とし、自分の道を正したのです。実際の所、ヨタムの生涯は短く、その統治期間も余り長くはありません。けれども山室軍平という救世軍と呼ばれている団体の牧師であった人が、「善政は長政に勝る」と言いました。そのように、どれだけ長く生きたかではなく、どのように生きたかが大切ですね。そのような意味でヨタムはただ長く生き延びたのではなくて、短くも神の前に正しい人生を選び取り、ユダの国を繁栄に導いたのです。

 そこでラジオを聴いている皆さんに問いかけたい事は、このヨタムのエピソードを収めた歴代誌を最初に読んだのは誰か、そしてその読者は何を考えたか、ですね。ユタム王以降、やがてユダの国はバビロン(※新バビロニア帝国)という国に滅ぼされて多くの人が捕虜となってバビロンに連れ去られていきました。そのあと彼らはイスラエル再建のために祖国に戻ってきます。歴代誌はその人々に向けて書かれたものですね。惨めな敗北の過去を背負いながら、新しく祖国を再建しようとした人々に向けて書かれたのです。ですから彼らはこの歴代誌を開いて、神の前に自分の道を確かなものとしたヨタムが神の祝福を受けたことを知り、考えさせられたことでしょう。「善政は長政に勝る」 短くも神の前に正しい人生を送るならば、そこに神の祝福もあるではないか、と。このことばに彼らが立って、やがてイスラエルの再建が実ったことは言うまでもありません。あなたも主の前に自分の道を確かなものにしてみませんか?

 では良き一週を祈ります。
 
 (PBA制作「世の光」2019.7.24放送でのお話より )

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 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。事前の連絡なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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このサイトは URL名として 
http://yonohikari.biblica.info 

が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。


 

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