♪ラジオ放送・文字版「世の光」

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「世の光」を文字で 

■十戒  自由への励まし-111 偽証してはならない /大嶋重徳

2019年08月01日 | Weblog
2019/6/27放送

世の光の時間です。いかがお過ごしでしょうか。大嶋重徳です。
 聖書には十戒と呼ばれる神と人との間に結ばれた約束があります。十戒を始めとした聖書のことばは人間を縛りつけるものではなく自由へと導くためのことばなのです。十戒第九戒は「隣人に対し、偽証してはならない。」(申命記 5章20節 新改訳第三版、参照出エジプト記20章16節)です。

 この戒めは偽証されてもいけないことを語ります。騙されやすい者でいないように、私たちは洞察力を持つことができるように、歴史から学んでいく必要があります。歴史を見る時に私たちは同じような過ちを犯してしまっている歴史を見つけることができます。歴史って難しくて嫌だなあと思う人もいらっしゃるかもしれません。しかし聖書また神様の導かれた歴史です。そこには人々が神様の前で犯してしまった過ちの歴史が記されています。

 私は聖書が好きだなあと思い、聖書は信頼できるなあと思えることは、そこに犯してしまった教会の過ちの歴史をきちんと記している事です。ダビデ王の犯してしまった過ちを記して、そして悔い改めてやり直せる生き方をきちんと記しているのです。

 偽りの証言が飛び交う世界で私たちが取るべき姿勢は、何が真理かを見極める知恵、洞察力を聖書の歴史と教会の歴史から学び続けることです。私たちは単純化された論理の向こう側にあるものの意図を見抜いて複雑な歴史をきちんと複雑に見る視点を養っていく必要があるのです。

 私は私の生きている国が好きですし、食べ物が好きですし、自然も文化も礼儀正しい国民性も、自分の生まれた故郷もとても好きです。しかし手放しで誇ることができるものばかりではないことを知っています。そしてもし私たちが誇ることができるならば、私たちは自らの過ちをきちんと認められるようになっている事を誇りたいと思います。過ちのないことを誇ることは偽りだからです。何より誇るのであれば神様を誇りたいのです。神様に愛されていることを誇りたいです。なぜならば神様は私たちがどれだけの罪人であっても赦し愛し、そして生かしてくださっている。今も弱さを含めて丸ごとの私を愛してくださっている。あなたの人生に罪を犯してしまった歴史があろうとも、それを隠す必要はないのです。それは自虐などでは決してない、神様に出会ってやりなおせるようになった誇るべき私の、あなたの、人生だからです。そこには私たちの栄光が輝くのではなく、神様の栄光が輝いていくのです。そこにこそ十戒第9戒がもたらしてくれる謙遜な生き方があるのです。

    ( PBA制作「世の光」2019.6.27放送でのお話しより )

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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。


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