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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■人々の痛みに届くものとされる / 岩井基雄

2018年07月23日 | Weblog
2018/6/18放送

 世の光の時間です。お変わりありませんか? 岩井基雄です。
 第三週の月曜日はマルコの福音書から学んでいます。前回は1万人を超える人たちの必要をキリストが満たされた後、弟子たちは帰りの舟で激しい向かい風に遭い苦しむ中、キリストが彼らに近づかれ、「しっかりしなさい。わたしだ。恐れることはない。」と書かれた所から学びました。キリストが舟に乗り込まれると、暴風雨も止まったのです。主が共におられる平安と祝福を弟子たちは経験しました。

 弟子たちの舟が向かっていたのはベツサイダでした。しかし舟は湖の反対側のゲネサレという地に到着したのです。予定外の出来事の連続でした。休むために出発した弟子たちは駆けつけた1万人以上の人々に仕え、帰りには嵐の中、一晩中舟を漕ぎ、疲れ果てた後、キリスト共にこのゲネサレに到着したのです。しかもそこにも人々がやってきました。弟子はなおも、キリストを必要とし病いからの癒しや苦しみからの解放を求めた人たちに、仕えることになったです。聖書はこう語っています。

 彼らが舟から上がると、人々はすぐにイエスだと気がついた。
 そしてその地方の中を走り回り、どこでもイエスがおられると聞いた場所へ、病人を床に載せて運び始めた。
 村でも町でも里でも、イエスが入って行かれると、人々は病人たちを広場に寝かせ、せめて、衣の房にでもさわらせてやってくださいと懇願した。そして、さわった人たちはみな癒やされた。

   新約聖書マルコの福音書 6章54節から56節 (新改訳2017)

 なおも人々に仕える弟子たちです。しかしなぜかここには弟子たちの記述がありません。一連の出来事の中で自分たちの無力さを認め、主の力を目の当たりにした弟子たちは自分を無にして病む人々を喜んでキリストの元に運び、癒され解放される喜びを共に味わっていたからではないでしょうか。神様は私をも人々に愛を届ける器として用いてくださいます。私たちも弟子たちと同じように、自分たちの無力さを認め、私たち自身が御子キリストの愛と力を豊かに味わって行きませんか? イエス・キリストはあなたを愛し、癒し、そしてあなたを愛の器として用いてくださるのです。

  PBA制作「世の光」2018.6.18放送でのお話しより)

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 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。
こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし、日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。事前の連絡なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。
PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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