2018/6/13放送
世の光の時間です。いかがお過ごしでしょうか? 福井 誠です。今日のバイブル・メッセージは「口には蜜のように甘い」です。 黙示録10章9節から読んでみましょう。
私はその御使いのところに行き、「私にその小さな巻物を下さい」と言った。すると彼は言った。「それを取って食べてしまいなさい。それはあなたの腹には苦いが、あなたの口には蜜のように甘い。」
(新改訳2017)
黙示録は難しい書であるかのように見えますが、旧約聖書にある様々なエピソードをもじって書かれていることに気づくと、その意味が分りやすくなりますねえ。例えば、この箇所も旧約聖書に何か同じようなエピソードがあるなあ人と気づかれた方は居ませんか?そうです。エレミヤ書に同じようなことばがありますねえ。
預言者エレミヤが活躍したのは古代イスラエルの南ユダ王国が滅びる紀元前6世紀頃です。その時代エレミヤは神のことばを語ることを禁じられたり投獄されたりして、厳しい迫害を受けました。しかし、それでも神様はエレミヤにご自分のことばを語り続けるようにと求めたのです。それはまさにエレミヤにとっては腹に苦い経験でした。しかし他方で神のことばの確かさはエレミヤの心を励まし、力づけておりましたから、神のことばを味わうことはエレミヤにとって蜜のような甘さを味わう経験でもあったんですね。
この箇所はそのようなエレミヤの時代と経験を終末時代に生きるキリスト者に思い起こさしようとしている所なのです。
しばしばキリスト者にとって福音を語ることは嘲りを受け、反対を受け、腹に苦みを感じる経験であったりしますね。しかし他方で神のことばの確かさはキリスト者に喜びと楽しみを与えるのです。ヨハネは、今や終末の時代、再臨の主が近づいておられる時代である。そうであればこそ、たとえ苦い経験となろうとも主の永遠の祝福を語る素晴らしい味わいの聖書のことばを語り続けられなければならない、と語っています。
聖書は単に心の慰めを与える読み物ではありません。それは私たちに永遠の救い、永遠の安息を与える素晴らしい祝福のことばに満ちています。 ぜひ聖書を読み続け、主のみことばの味わいの素晴らしさを知っていただきたいと思います。
(PBA制作「世の光」2018.6.13放送でのお話より )
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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。事前の連絡なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。
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このサイトは URL名として
http://yonohikari.biblica.info
が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。
世の光の時間です。いかがお過ごしでしょうか? 福井 誠です。今日のバイブル・メッセージは「口には蜜のように甘い」です。 黙示録10章9節から読んでみましょう。
私はその御使いのところに行き、「私にその小さな巻物を下さい」と言った。すると彼は言った。「それを取って食べてしまいなさい。それはあなたの腹には苦いが、あなたの口には蜜のように甘い。」
(新改訳2017)
黙示録は難しい書であるかのように見えますが、旧約聖書にある様々なエピソードをもじって書かれていることに気づくと、その意味が分りやすくなりますねえ。例えば、この箇所も旧約聖書に何か同じようなエピソードがあるなあ人と気づかれた方は居ませんか?そうです。エレミヤ書に同じようなことばがありますねえ。
預言者エレミヤが活躍したのは古代イスラエルの南ユダ王国が滅びる紀元前6世紀頃です。その時代エレミヤは神のことばを語ることを禁じられたり投獄されたりして、厳しい迫害を受けました。しかし、それでも神様はエレミヤにご自分のことばを語り続けるようにと求めたのです。それはまさにエレミヤにとっては腹に苦い経験でした。しかし他方で神のことばの確かさはエレミヤの心を励まし、力づけておりましたから、神のことばを味わうことはエレミヤにとって蜜のような甘さを味わう経験でもあったんですね。
この箇所はそのようなエレミヤの時代と経験を終末時代に生きるキリスト者に思い起こさしようとしている所なのです。
しばしばキリスト者にとって福音を語ることは嘲りを受け、反対を受け、腹に苦みを感じる経験であったりしますね。しかし他方で神のことばの確かさはキリスト者に喜びと楽しみを与えるのです。ヨハネは、今や終末の時代、再臨の主が近づいておられる時代である。そうであればこそ、たとえ苦い経験となろうとも主の永遠の祝福を語る素晴らしい味わいの聖書のことばを語り続けられなければならない、と語っています。
聖書は単に心の慰めを与える読み物ではありません。それは私たちに永遠の救い、永遠の安息を与える素晴らしい祝福のことばに満ちています。 ぜひ聖書を読み続け、主のみことばの味わいの素晴らしさを知っていただきたいと思います。
(PBA制作「世の光」2018.6.13放送でのお話より )
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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。事前の連絡なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。
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が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。