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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■ヨハネの死とキリストの福音宣教 / 羽鳥頼和

2018年07月14日 | Weblog
2018/6/9放送

 世の光の時間です。お聴きくださりありがとうございます。羽鳥頼和です。
 今日は新約聖書のマルコの福音書6章で語られているバプテスマのヨハネが処刑された出来事とキリストの福音宣教の働きについてお話します。

 イエスの名が人々に知れ渡った時のこと、イエスの噂がユダヤの王であったヘロデの耳に入りました。イエスのことを聞いたヘロデ王は言いました。「私が首をはねたあのヨハネがよみがえったのだ。」

 そしてマルコの福音書はヨハネがどのようにヘロデによって処刑されたかを語っています。ヘロデの妻の策略によってヘロデはヨハネを処刑してしまったのです。

 ヨハネはヘロデが自分の兄弟の妻をめとっていることを咎めたために捕らえられていました。咎められたヘロデはヨハネは正しくて聖なるきよい人であることを認めていたので、彼を恐れて彼を守ろうとしていました。そして彼の教えを聞いて、悩みながらも、それでも喜んで聞いていたのでした。

 しかし、彼の妻はヨハネを恨み、自分の娘をそそのかしてヘロデにヨハネを処刑させたのでした。

 マルコの福音書はイエスの名が知れわたった時に、なぜバプテスマのヨハネの処刑のことを語ったのでしょう。ヨハネがヘロデに捕らえられた後に、イエスは神の福音を宣べ伝え始めました。そしてヨハネの死の後に、神の福音がユダヤに知れ渡ったのです。

 このバプテスマのヨハネの理不尽な処刑の出来事は、この後のキリストの十字架を暗示するものであると私は思います。ヨハネと同じように、いや彼に以上に正しく聖なるきよいお方であるイエスが祭司長たちの策略で十字架につけられて殺されるのです。キリストの十字架の死と復活の後、キリストの弟子たちによってキリストの福音が世界に伝えられていったのです。

 マルコはイエスが語った福音を要約してこのように教えています。
 「時が満ち、神の国が近づいた。悔い改めて福音を信じなさい。
         マルコの福音書1章15節

 神の国は近づいています。あなたも自分の罪を悔い改めて、キリストの福音を信じませんか?

 明日は日曜日です。神の福音を聞くために、ぜひお近くのキリスト教会にいらしてください。

 (PBA制作「世の光」 2018.6.9放送でのお話より )
 
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東海福音放送協力会へのお問い合せは、
 464-0044 名古屋市千種区自由ケ丘2-10 自由ケ丘キリスト教会内 電話052-762-2196 へ

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