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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■みことばの成就するときまで / 福井 誠

2018年07月25日 | Weblog
2018/6/20放送


世の光の時間です。いかがお過ごしでしょうか? 福井 誠です。今日のバイブル・メッセージは「みことばの成就するときまで」です。 黙示録17章17節から読んでみましょう。
それは、神のことばが成る時まで、神はみこころが実現するように王たちの心を動かし、彼らが一つ思いとなって、自分たちの支配権を獣に委ねるようにされたからです。」(新改訳2017)

 先週から黙示録の内容も一挙に進んでしまいましたので、少し流れを説明する必要があるでしょうね。

 6章から七つの封印が解かれたり、七つのラッパが吹かれたり、七つの神の怒りの鉢がぶちまけられたりすることで、様々な災いが起こることが描かれています。それは終末に向かっていく人類やこの地上の姿を描いているのですね。飢餓、自然災害、戦争、疫病と様々な不幸な出来事が繰り返し強まって行き、やがて終わりがくる。

 そしてこの17章から新しい話題になり19章まで続いています。御使いがやってきて「大水の上に座している大淫婦に対するさばきを見せましょう。」(17章1節)と語っていますね。

 16章まではローマ帝国の迫害に苦しむキリスト者に対して、世の中はどんどん悪くなっていっても世の苦しみはいつまでも続かない、と慰めを語るのが中心でした。主の正しいさばきがあり、主の解放があるということです。17章からはキリスト者に対して苦しみを与えてきた張本人であるローマ帝国に対するさばきが象徴的に語られていますね。

 そして当時の迫害は地域差がありました。あるキリスト者が苦しめられ、あるキリスト者はローマ帝国の豊かさに安住している状況がありました。17章からはそうした豊かさに安住し、他の兄弟姉妹の痛みに無関心となり世の人々と変わらない世俗化の中にいるキリスト者に対する警告にもなっているのです。つまりサルデスやラオデキヤの教会に象徴されるような人々への警告ですね。

 御使いはヨハネに言います。「神のことばが成る時まで、」 世の中は神のご計画の中で動いています。神が語られた通りにすべて実現していく期間があるのです。ある人々は「神などいない。地上がすべてである。」と地上の権力に従う人生を歩んでいるかもしれません。しかしそうであってはならないという警告です。この世をお造りになり、この世の始まりと終わりを定めておられる神を認め、神に従う人生にこそ祝福があるのです。

(PBA制作「世の光」2018.6.20放送でのお話より )

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 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。事前の連絡なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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このサイトは URL名として 
http://yonohikari.biblica.info 

が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。


 

 

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