2018/6/8放送
世の光の時間です。お元気でお過ごしでしょうか? 関根弘興です。
新約聖書の福音書の中に、イエス・キリストがガリラヤ湖を見渡す小高い丘の上で人々にお語りになった山上の説教と呼ばれているものがあります。その中でイエス様は、本当に幸いな人とはどのような人かということを教えてくださいました。今日は前回に引き続き7番目のことばを紹介しましょう。
「 平和をつくる者は幸いです。その人たちは神の子どもと呼ばれるからです。」(マタイの福音書5章9節 新改訳2017)
前回は平和を作ることの最初はまず神様とのあるべき良い関係を作ることからくる大きな安心を持つこと、それが大切だというお話をしました。そしてそれはイエス・キリストを信じ受け入れ生きることから始まっていきますよ、とお話しました。神様とのより良き関係の中に生かされ、そして私たちはお互いの間に平和を形づくっていく者とされていくことができたら何と幸いなことでしょう。
新約聖書のローマ人への手紙12章18節にこう書かれています。
「自分に関することについては、できる限り、すべての人と平和を保ちなさい。」
こう記されています。平和はまず自分に関わりのある人たちから始めてきましょう、という訳ですねえ。ただし、誤解しないでいただきたいのですが、平和を作るというのは無理して相手に合わせようとしたり、波風が立たないように何も言わずに黙っていたりすることではありません。時には相手を戒めることも必要です。自分にできないことは勇気を持って断ることも必要でしょう。また逆に、相手の意見に耳を傾け、忠告を素直に受け入れる忍耐や寛容さも必要です。また自分に関わりのある人に関して、相手の状態にかかわらず、ということも考えなければいけません。相手が自分にどんな態度を取ろうとも、自分は相手のために最善を願い、できることをしていくということです。
ルカの福音書6章27節でイエス様はこう言われました。
「あなたがたの敵を愛しなさい。あなたがたを憎む者たちに善を行いなさい。」と。
でもこれはちょっと難しいことですね。自分の力では無理って考えるかもしません。神様の助けがなければできません。だから祈るのです。人と人との間を裂くのは悪魔のわざです。でも人と人との良き関係を築くのは神様のわざです。ですから、平和を作るものは神の子どもと呼ばれていくんですね。
(PBA制作「世の光」2018.6.8放送でのお話しより)
***
さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。事前の連絡なしでも、ちょっときてみました、いいですか? と言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。
世の光の時間です。お元気でお過ごしでしょうか? 関根弘興です。
新約聖書の福音書の中に、イエス・キリストがガリラヤ湖を見渡す小高い丘の上で人々にお語りになった山上の説教と呼ばれているものがあります。その中でイエス様は、本当に幸いな人とはどのような人かということを教えてくださいました。今日は前回に引き続き7番目のことばを紹介しましょう。
「 平和をつくる者は幸いです。その人たちは神の子どもと呼ばれるからです。」(マタイの福音書5章9節 新改訳2017)
前回は平和を作ることの最初はまず神様とのあるべき良い関係を作ることからくる大きな安心を持つこと、それが大切だというお話をしました。そしてそれはイエス・キリストを信じ受け入れ生きることから始まっていきますよ、とお話しました。神様とのより良き関係の中に生かされ、そして私たちはお互いの間に平和を形づくっていく者とされていくことができたら何と幸いなことでしょう。
新約聖書のローマ人への手紙12章18節にこう書かれています。
「自分に関することについては、できる限り、すべての人と平和を保ちなさい。」
こう記されています。平和はまず自分に関わりのある人たちから始めてきましょう、という訳ですねえ。ただし、誤解しないでいただきたいのですが、平和を作るというのは無理して相手に合わせようとしたり、波風が立たないように何も言わずに黙っていたりすることではありません。時には相手を戒めることも必要です。自分にできないことは勇気を持って断ることも必要でしょう。また逆に、相手の意見に耳を傾け、忠告を素直に受け入れる忍耐や寛容さも必要です。また自分に関わりのある人に関して、相手の状態にかかわらず、ということも考えなければいけません。相手が自分にどんな態度を取ろうとも、自分は相手のために最善を願い、できることをしていくということです。
ルカの福音書6章27節でイエス様はこう言われました。
「あなたがたの敵を愛しなさい。あなたがたを憎む者たちに善を行いなさい。」と。
でもこれはちょっと難しいことですね。自分の力では無理って考えるかもしません。神様の助けがなければできません。だから祈るのです。人と人との間を裂くのは悪魔のわざです。でも人と人との良き関係を築くのは神様のわざです。ですから、平和を作るものは神の子どもと呼ばれていくんですね。
(PBA制作「世の光」2018.6.8放送でのお話しより)
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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。事前の連絡なしでも、ちょっときてみました、いいですか? と言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。