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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■悔い改めの入り口 / 岩井基雄

2018年03月19日 | Weblog
2018/2/12放送

 世の光の時間です。お元気ですか? 岩井基雄です。
月の第二週の月曜日は旧約聖書に登場するヨセフの人生について学んでいます。エジプトの王ファラオの夢をヨセフが解き明した通りに、エジプトだけではなく地域諸国にも飢饉が及んだ時、ヨセフは七年間の豊作の時に蓄えていたすべての穀物倉を開け、恵みを他の国へも施しました。神様の祝福は、周りの人々への施しまた癒しとなり、その知恵は世界への愛の証しともなります。世界の飢えや悲しみを神様は見過ごしになさらないのです。

 イスラエルにいたヨセフの父は、ヨセフの兄たちをエジプトに送ります。かつてヨセフが見た夢の通りに兄たちはヨセフの前にひれ伏したのです。ヨセフは謙る兄たちの姿に心を打たれます。しかし、かつての兄たちの姿勢に疑いを持っていたヨセフは兄たちにあえてスパイとしての疑いを懸け、彼らの心の状態を確かめるのです。

 エジプトの大臣から疑いを懸けられて監禁所に入れられ、末の弟のベニヤミンを連れて来るということを要求された時、兄たちはヨセフのことを思い出します。そして彼らは弟ヨセフに対して行なった過去の罪と過ちを神の前に認め、長男ルベンは「自分たちは血の報いを受けている」とさえ表現し、神の前に悔い改めたのです。

 聖書はこう語っています。
 彼らは互いに言った。「まったく、われわれは弟のことで罰を受けているのだ。あれが、あわれみを求めたとき、その心の苦しみを見ながら、聞き入れなかった。それで、われわれはこんな苦しみにあっているのだ。」 旧約聖書 創世記42章21節(新改訳2017)

 苦難に出会うとき、私たちは自分が悔い改めるべき事柄が無いかどうかを振り返り、過去の罪と向き合うチャンスとなりますね。私たちの犯した罪を償うため神の御子キリストがこの地上に来て贖いとして十字架に架かってくださった恵みは計り知れない重さがあり、真実の愛が示されているのです。神様はあなたの苦しみに寄り添ってくださるのです。あなたも自分に示される罪を神の前に悔い改め、神の愛と赦しをご一緒に受け取っていきませんか?
 
 聖書のことば
 「神のみこころに添った悲しみは、後悔のない、救いに至る悔い改めを生じさせます」 新約聖書 コリント第二の手紙 7章10節(新改訳2017) 

 神はあなたの悔い改めを待っているのです。

        PBA制作「世の光」2018.2.12放送でのお話しより)

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 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。
こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし、日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。事前の連絡なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。
PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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