♪ラジオ放送・文字版「世の光」

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「世の光」を文字で 

■十戒 - 自由への励まし 45 / 大嶋重徳

2018年03月01日 | Weblog
2018/1/25放送

 世の光の時間です。いかがお過ごしでしょうか。大嶋重徳です。聖書には十戒と呼ばれる、神と人との間に結ばれた約束があります。十戒をはじめとした聖書のことばは人間を縛りつけるものではなく、自由へと導くためのことばなのです。

十戒第四戒の「安息日を覚えて、これを聖なる日とせよ。」(出エジプト記 20章8節)と語られ、そのあと続くことばはこうです。「あなたもあなたの息子、娘、それにあなたの男奴隷や女奴隷、家畜またあなたの町囲みの中にいる在留異国人にも同等に休ませないといけない。」(出エジプト記20章10節参照)と語ります。

安息日は自分が一緒に生きている家族、しもべ・従業員、家畜を休ませ、神様を礼拝する安息日を持てるようにしなさい、と語られているのです。つまり、第四戒はあなたに委ねられた人たちもきちんと休ませなさいという命令なのです。あなたの妻の休みのこともあなたの子どもたちの休みのことも、あなたの親が休みのことも、あなたの職場の部下の休みのこともあなたは考えなさいと語るのです。

 日曜日すら返上して働く事を求めて来る社会の中で、この国で休みを取るのは至難のわざでしょう。しかし10戒第四戒は、自分の肉体をきちんと休ませることと共に、家族と共に休む文化形成をすることを求めています。有名企業で働くキリスト者の男性が、ある日自分の子どもが書いたお父さんの絵が布団で眠っている絵であったことに愕然とし、給与が下がったとしても転職を選ばれたことを聞きました。この決断は第四戒の実行です。自分が休むことを選べない人は誰かを休ませる生き方もできないばかりか、誰かを自分のために働かせる生き方となってしまうことに気がつかなければなりません。

 私たちは家族を犠牲にしてでも働くことを美しいことかのように考えるこの世界に向かって、きちんと休みを取って家族と共に生き、きちんと休める世界にするという使命を帯びているのです。世界が休むことを奪ってこようとしたとしても、第四戒に生きる者たちは社会に安息を与え安息をもたらす存在となることに努めるのです。そうするとき、自由と喜びのある働き方を職場に、教会に、世界にもたらすことができます。そして何よりあなたがいてくれるその場所が誰かの安息の場所となっていくのです。「あなたがいてくれて良かった。」そんな安心のことばをもたらせる人となりたいと願います。

   ( PBA制作「世の光」2018.1.25放送でのお話しより )

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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。


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