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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■悪に負けてはいけない / 福井 誠

2018年03月21日 | Weblog
2018/2/14放送


世の光の時間です。いかがお過ごしでしょうか? 福井 誠です。今日のバイブル・メッセージは「悪に負けてはいけない」です。ローマ書12章21節を読んでみましょう。

 「悪に負けてはいけません。むしろ、善をもって悪に打ち勝ちなさい。」(新改訳2017)

 ローマ人への手紙12章からはキリスト者として生きるための実践的な教えが数珠玉のように描かれていますねえ。パウロの手紙の特長ですが最初に理論的なこと、そして後半はその理論に基づいた実践的な内容が語られています。

 11章までパウロが書いたことの要点を簡単に言うと、神様が私たちを愛してくださっている。その証拠が二千年前のイエスの十字架の死だ、ということですね。神様は歴史的に動かぬ事実をもってご自身の愛を確かなこととしてお示しになってくださっているのです。

 そのように神様に愛されているのですからそれに相応しい歩みをしましょう、というのが12章以降のお話ですね。神様に愛されているのですから、その神様を認めて神様に栄誉をお返しする礼拝を大事にするのは自然なことです。また神様に愛されている神の子なのですから相応しく神に倣った生き方をしていく。兄弟愛を実践し、勤勉で怠らず生きようではないか、と語られていますね。

 ちょっとチャレンジなのは、迫害する者たちを祝福しなさい、ということです。自分で復讐してはいけない。というのも神が復讐してくださるからだ、と言います。そのように語る神を認める心があれば復讐を思い止められます。しかし、私たちは正しいことをなさる神を認めることができず、迫害する者を呪ったり復讐心を燃やして行動を起こしたりするものですねえ。誰も自分の味方になってくれる人がいなんていない、ではありません。正しいことをなさる神が正しいことを正しい時にしてくださるのです。そういう信仰に立っているのですから神の怒りに委ねることですね。

 大切なのは天地万物を支配し、ご自身の御手にすべてを治めておられる神を認められるかどうかです。ですから神を認める人よ、悪に負けてはいけない、となるのです。神があなたの味方なのですから、神が加勢してくださるのですから、神と共に善をもって悪に打ち勝つ生き方をさせていただきたいものです。

(PBA制作「世の光」2018.2.14放送でのお話より )

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 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。事前の連絡なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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このサイトは URL名として 
http://yonohikari.biblica.info 

が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。


 

 

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