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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■争いを避け、平和を作ろうとするイサク / 羽鳥頼和

2018年03月24日 | Weblog
2018/2/17放送

 世の光の時間です。お聴きくださりありがとうございます。羽鳥頼和です。今日は旧約聖書の創世記23章から、争いを避けて平和を作ろうとするイサクについてお話しします。
 イサクの住んでいた地に飢饉が起こりました。イサクは神に命じられた通り、ゲラルにしばらく滞在することにしました。ゲラルにはペリシテ人たちが住んでいました。神はこの地でイサクに祝福を与えると約束されました。ところがイサクは自分の妻を妹だと嘘をつき、ゲラルの王に叱責されてしまいます。イサクは王が自分の妻を奪うために自分を殺すかもしれないと恐れたのです。そんなイサクに対しても、神は約束通りに多くの収穫物を与えてくださいました。イサクはとても裕福になりました。それを見てゲラルの人々はイサクを妬みました。そのこともあって、ゲラルの王はイサクにこの地を出て行くように言いました。イサクはそこを去ってゲラルの谷間に住みました。イサクのしもべたちがそこで湧き水の井戸を見つけました。ところがそこにゲラルの羊飼いが来て、これは我々のものだ、と言いました。それでイサクのしもべたちはもう一つの井戸を掘りますが、またゲラルの羊飼いが来て争いとなってしまいます。

 それでイサクはそこから移って、もう一つの井戸を掘りました。そこでは争いが起こりませんでした。イサクは、神が安全な場所を与えてくださった、と言って神に感謝しました。しばらくしてイサクは、ベエル・シェバに行きました。イサクはそこに神のための祭壇を造り、神を礼拝しました。しもべたちはそこでも井戸を掘り当てることができました。

 さて以前ゲラルから出て行くように言ったあの王がイサクの所にやってきました。王は井戸のことで争いを避けるイサクを見て、神がイサクと共にいてイサクを祝福してくれているに違いないと思ったのです。こうしてゲラルとイサクは平和の誓いを交わしました。

 平和を築くことはとても難しいことです。平和の神が働いてくださるのでなければ平和は実現しません。神に信頼しない人の思いは妬みや争いを起こしてしまうからです。神に信頼して平和を待ち望みましょう。

 明日は日曜日です。お近くのキリスト教会にぜひいらしてください。
 


(PBA制作「世の光」 2018.2.17放送でのお話より )
 
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東海福音放送協力会へのお問い合せは、
 464-0044 名古屋市千種区自由ケ丘2-10 自由ケ丘キリスト教会内 電話052-762-2196 へ

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