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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■約束を守られる神 / 羽鳥頼和

2018年03月17日 | Weblog
2018/2/10放送

 世の光の時間です。お聴きくださりありがとうございます。羽鳥頼和です。今日は旧約聖書の創世記23章から、約束したことを必ず果たされる神についてお話ししたいと思います。

 神はアブラハムに祝福を与えると約束されていました。その約束とは、この地をあなたとあなたの子孫に与える、というものでした。23章では思いもよらない形で神の約束が果たされます。

 アブラハムはこの時、最愛の妻サラを亡くして深い悲しみの中にありました。アブラハムは悲しみから立ち上がり、妻を丁重に葬る墓を手に入れようとしました。アブラハムはサラが亡くなったこの地ヘブロンに彼女を葬ろうとしました。しかしその土地はヒッタイト人のものでした。そこでアブラハムはヒッタイト人に願いました。「私はよそから来た外国人です。どうかあなたがたの土地の一部を私に譲ってください。そこに妻を葬りたいのです。」

 ヒッタイト人は言いました。「私たちの土地に住んでいるあなたが神に仕える人であることを私たちは知っています。私たちの最上の墓地に亡くなった方を葬ってください。」 
 アブラハムは墓地を手に入れるために正当な土地の値段を支払うことを申し出ました。こうしてアブラハムは正式に墓地の土地を手に入れることができ、妻を葬ったのでした。
 墓は代々受け継がれていくものです。ですからヒッタイト人はこれからアブラハムと家族たちそして彼の子孫たちがそこに住み続けることを認めてくれたとも考えることができるのです。外国人であるアブラハムたちはヒッタイト人の土地に安心して住むことができるようになったのです。

 神はこのようにしてアブラハムへの約束の第一歩を果たされました。ヘブロンは後にイスラエルにとって重要な場所になるのです。アブラハムは妻を葬って安心を得ると共に、神が約束の地を与えてくださるという希望をますます確かなものとして持つことができたのです。

 明日は日曜日です。約束を果たしてくださる神を礼拝するために、お近くのキリスト教会にいらしてください。

(PBA制作「世の光」 2018.2.10放送でのお話より )
 
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東海福音放送協力会へのお問い合せは、
 464-0044 名古屋市千種区自由ケ丘2-10 自由ケ丘キリスト教会内 電話052-762-2196 へ

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