2018/2/19放送
世の光の時間です。お変わりありませんか? 岩井基雄です。
第三週の月曜日はマルコの福音書から学んでいます。今日は、「身体や心の疲れに休みと平安を」と題して、心と身体の安らぎについて共に考えましょう。
イエス・キリストは弟子たちを二人ずつ各地に遣わしました。それは多く人々に神の愛と慰め、平安と希望を伝え教えるためでした。さらに彼らは人々の病や悲しみにも寄り添い、彼らを通して神様は病をも癒されたのです。弟子たちの喜びも大きかったことでしょう。しかし人々に寄り添うという歩みは決して簡単なことではありません。時には誤解され、時間をとられ、心も身体も深い疲れを覚えることもありますね。キリストが弟子たちを二人ずつ遣わされたことにも、彼らが互いに支え合うという配慮もあったことでしょう。私たちは一人で生きるではなく、仲間や家族と共に生き、支え合う交わりから力を受けていくからです。遣わされた弟子たちはキリストの元に戻ってきました。
聖書はこう語っています。
さて、使徒たちはイエスのもとに集まり、自分たちがしたこと、教えたことを、残らずイエスに報告した。
するとイエスは彼らに言われた。「さあ、あなたがただけで、寂しいところへ行って、しばらく休みなさい。」 出入りする人が多くて、食事をとる時間さえなかったからである。
新約聖書 マルコの福音書6章30節、31節 (新改訳2017)
キリストは私たち人間の弱さや限界をよく御存知です。そして時に、疲れ切ってしまう弟子たちや私たちに、寂しい所でゆっくり休むように、と配慮してくださるお方なのです。あなたも疲れてはいないでしょうか。お仕事やご家族のこと、またご自身のことなので疲れ切ってはいらっしゃらないでしょうか。キリストはあなた心の疲れや身体の疲れにも寄り添い、本当の休みと平安を与えてくださるのです。
キリストはあなたにもこう語っているのです。
「すべて疲れた人、重荷を負っている人はわたしのもとに来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます。」
新約聖書 マタイの福音書 11章28節 (新改訳2017)
あなたも神の御子イエス・キリストのもとに来て、本当の平安と安らぎ、癒しを受け取りませんか? キリストが与える平安はあなたに生きる力を豊かに与えていくのです。
PBA制作「世の光」2018.2.19放送でのお話しより)
******
さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。
こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし、日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。事前の連絡なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。
PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。
******