♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■終わりの日 / 福井 誠

2014年12月11日 | Weblog
 2014/12/11放送

 世の光の時間です。いかがお過ごしでしょうか? 福井 誠です。 今日のバイブル・メッセージは「終わりの日」です。 それではイザヤ書2章2節から読んでみましょう。

 「終わりの日に、主の家の山は、山々の頂に堅く立ち、丘々よりもそびえ立ち、すべての国々がそこに流れて来る。

 先月まで黙示録を読んでおりましたが、皆さんは覚えておられでしょうか、黙示録は1世紀の迫害下にあったクリスチャンに希望と励ましを与えようとして書かれていましたね。しかしそれだけではなく、未来のこと、人類の終末的なことも書かれていました。実は終末つまり世界の終わりについて語っているのは黙示録だけではありません。聖書には至るところにそういうメッセージがあって、このイザヤ書2章もそうなのです。

 イザヤは言います。「終わりの日に」、つまり世界の終わりの時のことを言っていますが、その時どんなことが起こるのか。その時に「主の家の山」、具体的にはどこなのかは分りませんが、そこに「すべての国々が流れて来る」と言いますねえ。

 実はこれは黙示録7章に描かれたイメージと同じです。ヨハネはあらゆる国民、部族、民族、国語の内から誰にも数え切れぬほどの大勢の群集が神のみ前に集まってきた様子を描いていますが、それと同じことを言っているのです。その日、すべての国々から、また多くの民が集められて平和に暮らすことが約束されているのです。

 先週は変えられた人生を歩むべきことをお話ししました。あなたの人生がどんなに緋色のように穢れた人生であっても、変わりたいと主に向かうなら雪のように白くなる。そのようになれるとイザヤは語っていましたね。続く2章では、やがて私たちは神の前にみな集められ、平和な時を過ごすのだと終末的なイメージが語られ、だからそれにふさわしく今を生きようではないかと勧められています。

 イザヤは言います。「来たれ。ヤコブの家よ。私たちも主の光に歩もう。」(2章5節) お金や物を頼りにし、とらわれてしまう暗闇の人生ではなく、心のきよさを愛し互いに分かち合い、支え合いながら光の中に生きることが大事ですね。

 神は生きておられるのです。その神の前に歩ませていただきたいものですね。

(PBA制作「世の光」2014.12.11放送でのお話より )

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 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。事前の連絡なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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