2013/11/4放送
世の光の時間です。お元気でお過ごしでしょうか? 関根弘興です。
新約聖書のヨハネの福音書から今お話をしていますが、今日のお話は宮きよめの祭りというユダヤのお祭りがあった時のことでした。
イエス様が神殿の中を歩いているとユダヤ人たちがイエス様を取り囲んでこう詰め寄ってきたんです。「あなたは、いつまで私たちに気をもませるのですか。もしあなたがキリストなら、はっきりとそう言ってください。」(ヨハネ 10章24節)このように言ってきたんですねえ。
この宮きよめというお祭りの始まりはどういうことからだったかと言いますと、それは紀元前2世紀前半の頃でした。ユダヤの国はシリヤという国の支配下に置かれてしまったんです。シリヤの王様はエルサレムの神殿を略奪しまして、そして神殿で使われていた金は剥ぎ取られ、神殿の中にあった燭台の火・灯火は消されてしまったんですね。しかしこの圧政に耐えかねたユダヤの祭司の家系のマカバイオスという人が民を率いて反乱を起こして3年間の戦いの末についに彼らはエルサレム神殿を奪回し、消されていた燭台の灯火がもう一度点火されていったんです。この歴史的な出来事を記念して毎年冬の時期に宮きよめという祭りというのが行われるようになりました。
しかしどうでしょう、イエス様の時代、もちろんそこに神殿はありましたけれどもユダヤの国はその当時はローマの属国として支配されていました。ですから人々はいつの間にか自分たちを解放してくれる政治的なリーダーを求めていたんですね。そこでユダヤ人たちはイエス様のことばや行いを見て、もしかするとイエスという男はあの昔の英雄の再来かもしれないぞ、救い主かもしれないぞ、このように考えた訳です。
しかしイエス様の答えは、「わたしは話しました。しかし、あなたがたは信じないのです。」(ヨハネ 10章25節)と、何ともそっけない返事をなさったんですね。それはイエス様はローマの圧制から解放する解放者として来たということではないからです。
聖書ははっきりと、イエス・キリストは救い主であることを教えています。しかしイエス・キリストが救い主であるということは政治的な、自分たちを解放するリーダーではありません。イエス・キリストは救い主であるということは聖書のこのことばをお聞きください。
「わたしは彼らに永遠のいのちを与えます。彼らは決して滅びることがなく、また、だれもわたしの手から彼らを奪い去るようなことはありません。」(ヨハネ 10章28節)
イエス・キリストは失われることのないいのちを与えることのできる救い主としてやってこられたんですね。
(PBA制作「世の光」2013.11.4放送でのお話しより)
***
さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。事前の連絡なしでも、ちょっときてみました、いいですか? と言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。
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このサイトは URL名として
http://yonohikari.biblica.info が使えます。
***
世の光/さわやか世の光/ジェネレーションXの東海地方での放送に協力してくださるキリスト教会・キリスト者の皆様の献金は、
郵便振替 00890-3-111071 東海福音放送協力会 まで
お問い合わせは、
電話 052-762-2196 (自由ケ丘キリスト教会内) 東海福音放送協力会 へ
世の光の時間です。お元気でお過ごしでしょうか? 関根弘興です。
新約聖書のヨハネの福音書から今お話をしていますが、今日のお話は宮きよめの祭りというユダヤのお祭りがあった時のことでした。
イエス様が神殿の中を歩いているとユダヤ人たちがイエス様を取り囲んでこう詰め寄ってきたんです。「あなたは、いつまで私たちに気をもませるのですか。もしあなたがキリストなら、はっきりとそう言ってください。」(ヨハネ 10章24節)このように言ってきたんですねえ。
この宮きよめというお祭りの始まりはどういうことからだったかと言いますと、それは紀元前2世紀前半の頃でした。ユダヤの国はシリヤという国の支配下に置かれてしまったんです。シリヤの王様はエルサレムの神殿を略奪しまして、そして神殿で使われていた金は剥ぎ取られ、神殿の中にあった燭台の火・灯火は消されてしまったんですね。しかしこの圧政に耐えかねたユダヤの祭司の家系のマカバイオスという人が民を率いて反乱を起こして3年間の戦いの末についに彼らはエルサレム神殿を奪回し、消されていた燭台の灯火がもう一度点火されていったんです。この歴史的な出来事を記念して毎年冬の時期に宮きよめという祭りというのが行われるようになりました。
しかしどうでしょう、イエス様の時代、もちろんそこに神殿はありましたけれどもユダヤの国はその当時はローマの属国として支配されていました。ですから人々はいつの間にか自分たちを解放してくれる政治的なリーダーを求めていたんですね。そこでユダヤ人たちはイエス様のことばや行いを見て、もしかするとイエスという男はあの昔の英雄の再来かもしれないぞ、救い主かもしれないぞ、このように考えた訳です。
しかしイエス様の答えは、「わたしは話しました。しかし、あなたがたは信じないのです。」(ヨハネ 10章25節)と、何ともそっけない返事をなさったんですね。それはイエス様はローマの圧制から解放する解放者として来たということではないからです。
聖書ははっきりと、イエス・キリストは救い主であることを教えています。しかしイエス・キリストが救い主であるということは政治的な、自分たちを解放するリーダーではありません。イエス・キリストは救い主であるということは聖書のこのことばをお聞きください。
「わたしは彼らに永遠のいのちを与えます。彼らは決して滅びることがなく、また、だれもわたしの手から彼らを奪い去るようなことはありません。」(ヨハネ 10章28節)
イエス・キリストは失われることのないいのちを与えることのできる救い主としてやってこられたんですね。
(PBA制作「世の光」2013.11.4放送でのお話しより)
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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。事前の連絡なしでも、ちょっときてみました、いいですか? と言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。
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このサイトは URL名として
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お問い合わせは、
電話 052-762-2196 (自由ケ丘キリスト教会内) 東海福音放送協力会 へ