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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■セレニティーの祈り / 岩井基雄

2013年11月29日 | Weblog
2013/11/29放送


 世の光の時間です。お変わりありませんか? 岩井基雄です。

 心に静けさを求める私たちですが、忙しく慌ただしい毎日の中で、私たちの心はなかなかゆっくり静まる時間を持つことができませんねえ。しかし多くの人々はそのような中でも本物の静けさを求めています。

 静けさを表すことばには静謐(せいひつ)ということばがありますが、その「静謐の祈り」「セレニティー serenity の祈り」と言われる有名な詩があります。それはキング牧師をはじめ多くのアメリカの大統領に影響を与えたアメリカの牧師ラインホールド・ニーバーの祈りです。日本では元日銀の総裁であった 速水 優(まさる)さんによって紹介された詩でもありますね。前半が有名ですが、すべてをお伝えしたいと思います。こういう詩です。

  神よ、私にお与えください   
  変えることの出来ないものを受け入れる平静な心を
  変えることの出来るものは変える勇気を
  そしてそれらを見分ける知恵を

  一日一日を生き
  一瞬一瞬を楽しみ
  苦しみも、平安へ続く道として受け入れ
  この罪深い世を、自分の願うようにではなく、そのままに受けとめる
  あの方がなさったように
  神の御心に自らを明け渡すのならば
  神は全てを善いように変えてくださると信頼しつつ
  それによって私がこの世での人生もそれなりに幸せに生き
  来るべき次の世ではとこしえに
  神と共に最上の幸せを得るように

              アーメン


 どのような状況の中でも思い悩んだり、心騒がしたりすることなく、すべてを受け入れて静まるとき、私たちは正しい知恵や平安や力を神様を通して手にすることができるのですね。

 それでは私たちはどのようにすれば、そのような不動の静けさを心に持つことができるのでしょうか。聖書の中には次のように記されています。

 「私のたましいは黙って、ただ神を待ち望む。私の望みは神から来るからだ。
  神こそ、わが岩。わが救い。わがやぐら。私はゆるがされることはない。

           詩篇62篇5節、6節 
 
 本当に静けさ静謐さは神様の前に静まることから来、そして神様を信頼する所から始まるのですね。あなたも本物の静けさ、知恵、平安、力を神様から受け取っていく人生を始めて行きませんか?
 
 (PBA制作「世の光」2013.11.29放送でのお話しより)

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 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。
こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし、日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。事前の連絡なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。
PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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