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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■愛する者が病んでいます / 関根弘興

2013年11月18日 | Weblog
2013/11/18放送

 世の光の時間です。お元気でお過ごしでしょうか? 関根弘興です。

 イエス・キリストがたびたび訪れたベタニヤいう村にはマルタとマリヤという姉妹が住んでいました。この姉妹にはラザロという兄弟がいたんですねえ。この家はイエス様をいつも歓迎し、そして良きことをもって尽くしてきたそんな家でした。その家に住むラザロが重病になってしまったんです。

 マルタとマリヤは兄弟ラザロの回復のために祈りをささげたでしょう。その時イエス様はベタニヤから一日ほどの道のりのある場所に滞在していました。マルタとマリヤはイエス様のもとに使いを送って、このように伝えたんです。「主よ。ご覧ください。あなたが愛しておられる者が病気です。」と。

 あなたならイエス様になんて伝えますか? 私なら「イエス様、大変です。ラザロが死にそうですから、早く来て治してください。一分、一秒も待てません。とにかく早く来て癒してください!」 こういうふうに伝えると思うですね。

 でもこのマルタとマリヤはイエス様に、こうしてください、ああしてください、早く来てください、とは言いませんでした。マルタとマリヤは、ただ今抱えているこの問題を正直に申し上げて、後はイエス様にお任せしますという態度を取ったのです。「イエス様。あなたはラザロを愛してくださっていますね。だからラザロのために最善のことをしてくださるに違いありません。自分たちが考えるよりもはるかに良いことをしてくださるに違いありません。」 そんな思いを込めて、「愛する者が病んでいます。」とイエス様に伝えたんです。

 詩篇の127篇の2節にはこんなことばが出てきます。
 「主はその愛する者には、眠っている間に、このように備えてくださる。

 眠っている間は私たちは何もする事ができませんね。でも眠ることができるからこそ疲れが取れるし健康が支えられていく訳です。これは私たちの大切な生き方を示すことばなんですね。

 私たちはあれこれと思い煩います。心配はまるで嵐のように襲ってきます。でも私達は自分ではどのようにすることもできない現実がたくさんあるわけです。だから私たちは正直に告白するんです。「主よあなたが愛しておられる者が病んでいます。疲れています。このような状態です。」と。私たちはイエス様が私たちを愛されているのですから、ただ「あなたの最善を期待し委ねていきます。」と告白していくんですね。これが私たちに与えられている生き方であり、私たち一人ひとりの人生なんです。

  (PBA制作「世の光」2013.11.18放送でのお話しより)

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 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。事前の連絡なしでも、ちょっときてみました、いいですか? と言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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このサイトは URL名として 
http://yonohikari.biblica.info 
が使えます。

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  郵便振替 00890-3-111071 東海福音放送協力会   まで

  お問い合わせは、
  電話 052-762-2196 (自由ケ丘キリスト教会内)  東海福音放送協力会 へ
 

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