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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■嫁に行きます / 板倉邦雄

2013年01月16日 | Weblog
2013/1/16放送

世の光の時間です。いかがお過ごしですか? 板倉邦雄です。今日は「嫁に行きます」という題でお話ししましょう。

 写真1枚の交換もなく700キロメートル離れた所へ嫁に行くリベカの決断を見てみましょう。創世記24章の続きです。

 さて娘リベカの気持ちも聞かずに結婚話は進んでしまいました。兄のラバンと父親ベトエルはアブラハムのしもべに答えました。「この結婚話は主なる神様から出たことですから私どもは善し悪しをいうことはできません。リベカがここにおりますが連れて行って主なる神が言われたようにあなたのご主人アブラハムの息子の妻にしてください。」

 結婚する際よく言われますことは親や兄弟の賛成を得ることは大事なことです。本人よりも親や兄弟は冷静に客観的に相手を見ているからですね。

 さて一晩お世話になったしもべは言いました。
 「私のご主人のもとに帰らせてください。」 
 するとリベカの兄と母親は引き止めて、
 「娘と数日、少なくとも十日私たちと共にいて、それから行かせましょう。」
 「神様が私の道に幸いを与えられましたから、わたしを引き止めず主人のもとに帰らせてください。」
 「では娘リベカを呼んで聞いてみましょう。」
 「リベカ、あなたはこの人と一緒に行きますか?」
 「行きます。」とリベカは答えました。

 このしもべと一緒に行くことは嫁に行くことでした。ではこのリベカを決断に至らせたのは何でしたか? 

 まず結婚相手より親を見ていたからでしょう。アブラハムのしもべの姿を見たリベカはこのような経験で信仰深いしもべの主人、その主人の息子がどのような人物であるかは会わずとも分かったのではないでしょうか。

 第二に、結婚の決意した時に心に平安が訪れたのでしょう。主なる神様は私たちの心に不安や恐れのあることを決断させ実行させるようなことはなさらないということです。私たちに希望を与え将来をお与えになります。

 そして第三に、何よりも兄や家族からの賛成と祝福を得たからですねえ。家族はレベカを祝福して言いました。
 「妹よ、あなたは、ちよろずの人の母となれ。あなたの子孫はその敵の門を打ち取れ。」 創世記の24章の60節 (口語訳聖書)

( PBA制作「世の光」2013.1.16放送でのお話より )

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 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書
通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくは
PBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっ
そり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大
抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。事前の連絡なし
でもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹
介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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http://yonohikari.biblica.info 

が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。


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