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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■あなたのこころを神殿に / 関根弘興

2013年01月21日 | Weblog
2013/1/21放送

 世の光の時間です。お元気でお過ごしですか? 関根弘興です。イエス様がエルサレムの神殿に行かれた時の記事がヨハネの福音書の2章の後半に書かれています。

 私たちはイエス様というと何だか柔和で憐れみ深い優しいイメージがありますが、イエス様は激しい怒りをお示しになったことがここには書かれているんです。

 それはイエス様がエルサレムの神殿に行かれた時のことでした。その神殿には牛や羊や鳩を売る者たちや両替人たちが座っていました。両替人も動物を売る人たちも神殿の礼拝のために必要な人たちでした。なぜなら神殿では神殿専用の通貨に両替する必要があったんですねえ。しかし両替人たちは法外な手数料をとっていました。また動物は人々の神様への感謝やまた人々の罪を担うために捧げられていった訳です。ですから神殿には専用の動物を売る人たちがいたわけです。いわば、ま、これらのものは当時の礼拝の必需品だったわけですね。そして当時の人たちは豪華な神殿を誇り、神殿に税を納め、そして動物のいけにえを捧げることによって、これで自分達は大丈夫、神様の前に義しいのだと考えていたわけです。しかしイエス様はそこに居並ぶ両替人や動物を売っているその商売人たちの台をひっくり返して追い出してしまわれたんです。

 どうしてなのでしょう。もちろん彼らが神の家である神殿を商売の家のようにして暴利を貪っていたからです。そしてもう一つは、これからはこうした商売人たちが必要で無くなる時が来るということを私たちに示すためでもありました。あの神殿にいた動物は人の罪を背負う動物でもありました。しかしそれは決して完全なものではありません。しかしイエス・キリストは世の罪を取り除く神の小羊として来てくださいました。そしてその通りに人々の罪を背負い、十字架についてくださいました。イエス様の身代わりの十字架の死があるからこそもはや動物の犠牲は必要ではないのです。そしてイエス様は自分自身が神の神殿だと言われたんですねえ。

 それでは自らが神殿だと言われたイエス様は今どこにいらっしゃるのでしょう。イエス様は十字架につけられ死なれましたが、三日目に復活し、信じる一人一人の内に住んでくださると約束しています。

 またマタイの福音書18章20節には、「ふたりでも三人でも、わたしの名において集まる所には、わたしもその中にいるからです。」と書かれているのです。イエス様は今信じる一人一人と共におられ、またふたりでも三人でもイエス・キリストの名によって集まるそこにイエス様はいてくださるんですね。

(PBA制作「世の光」2013.1.21放送でのお話しより)

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 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。事前の連絡なしでも、ちょっときてみました、いいですか? と言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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このサイトは URL名として 
http://yonohikari.biblica.info 
が使えます。

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  お問い合わせは、
  電話 052-762-2196 (自由ケ丘キリスト教会内)  東海福音放送協力会 へ
 

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