♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■嫁にふさわしい娘 / 板倉邦雄

2013年01月02日 | Weblog
2013/1/2放送


 世の光の時間です。いかがお過ごしですか、板倉邦雄です。
 今日は「嫁にふさわしい娘」という題でお話ししましょう。

 自分の息子や娘に代わって婚活をしている両親たちがいるそうですね。テレビの特集番組で見ました。嫁に相応しい娘、娘の夫に相応しい男性を探しているのです。

 主人アブラハムのしもべもご主人様の息子イサクのため相応しい娘を探していました。創世記24章の続きです。

 まず、嫁に相応しい娘は男を知らない処女であったと書いてあります。複数の男性遍歴があったり不特定多数の男性と関係のある女性は親としては自分の息子の嫁としては相応しくないでしょうねえ。

 次に、嫁にふさわしい娘は親切な人ではないでしょうか。しもべが「水を飲ませてください。」とお願いしますと、「どうぞ。」と言って飲ませただけではありません。「あなたのラクダにも飲ませましょう。」という親切な心の持ち主でした。

 更にラクダ全頭に飲ませるためには、彼女は急いで何度も井戸まで水を汲みに走ったのです。そしてすべてのラクダのために水を汲みました。ですから、第三に嫁にふさわしい娘は働き者ではないでしょうか。

 聖書にはこのように書いてあります。
だれが賢い妻を見つけることができるか、彼女は宝石よりもすぐれて尊い。
彼女は家の事をよくかえりみ、怠りのかてを食べることをしない。」 箴言の31章の10節と27節です。

 さてラクダが水を飲み終わった時、しもべは贈り物を手に持つと女性に尋ねました。「あなたは誰の娘か。あなたの家に私たちの泊まる場所がありますか?」 娘は答えました。「私はナホルの妻ミルカの子どもベトエルという父の娘でリベカと言います。私どもにはわらも飼い葉も沢山あり、泊まる場所もあります。」 それを聞いたしもべは頭を垂れ、神様を礼拝し、神様を誉めたたえました。神様が自分の旅路を祝福し、ご主人の兄弟の家へ導いてくださったからです。

 嫁も婿もどちらも天の神様からの私たちへの贈り物だということです。自分の好みで選んだりすることではないようですねえ。

( PBA制作「世の光」2013.1.2放送でのお話より )

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 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書
通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくは
PBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっ
そり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大
抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。事前の連絡なし
でもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹
介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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http://yonohikari.biblica.info 

が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。


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